「悪魔の飲み物」との呼び声高き、イチゴのウイスキー。東京バーゲンマニア編集部でも紹介したところ、簡単なのに美味しいと反響を呼びました。

すでにイチゴの季節は終わってしまいましたが、夏には夏の「悪魔の飲み物」があるんです。

トロピカルな味と香り

夏らしいトロピカルな1杯に仕上げるために、今回はパイナップルを漬け込んでみることに。用意するものは、パイナップルとウイスキーと砂糖だけです。

編集部では出来合いのパイナップルを使用したため砂糖は使用しませんでしたが、砂糖の量はパイナップルの熟し具合によって調整を。漬込み酒なら、酸っぱくて食べられなかったパイナップルも有効活用できます。

あとは1週間ほど寝かせるのみ。

完成!黄色く変化したウイスキーは、トロピカルな香りがとても華やかです。

ストレートやロックで飲むのはもちろん、水や炭酸で割ってもOK。夏ならではの楽しみ方として、かき氷のシロップとして使ってもいいですね。

「悪魔の飲み物」説、再び

レシピは「ニッカウヰスキー」の公式サイトやツイッターでも紹介されています。

SNS上では、実践者から

「ウイスキーっぽさ無し。パインの甘さと仄かな酸味が爽やかで旨い」

「ウィスキー得意じゃないけど凄い飲みやすくなった 美味」

「お手軽でめちゃウマだけど、飲みすぎちゃうから要注意」

「ウイスキーにパイナップルを漬けて一週間寝かせる奴作ったけど、パイナップルと砂糖が溶け出したことによる飲みやすさにウイスキーのアルコール度数を維持した悪魔の飲み物が出来た...」

「アイスと合わせたら美味しくて食べ過ぎ、今朝体重増えてたのでヤバイ」

といったコメントが投稿されています。

編集部でも実践!

実際に編集部でも作ってみました。ウイスキーが日に日に黄色く、少し白濁した感じに。

1週間漬け込んだところ、ややとろみがかったテクスチャのトロピカルなウイスキーに仕上がりました。ストレートで飲んでみたところ、口当たりもやわらかです。

ただ、横着して砂糖を入れなかったためか、後味にはウイスキーの苦みも感じられました。残った漬込み酒には砂糖を入れて、味の変化を楽しんでみようと思います。

次に炭酸水をプラスしたハイボールも試してみることに。パイナップルの甘みが引き立ち、ジュースのようにグビグビと飲めてしまいます。さすがは悪魔の飲み物です。目を閉じれば、海辺のリゾートで高級カクテルをいただいているような錯覚に陥りそう...。

手軽に作れるので、夏が終わる前にぜひ試してみては?なお家庭で漬込み酒を作る際は、酒税法を守って楽しんでくださいね。