甲子園・高校野球の話題をすっかりさらった金足農業高校の大活躍に地元秋田が沸き返っている。秋田勢の決勝進出は第1回大会の秋田中以来103年ぶり。準決勝で日大三を破ると、SNSは「マジで?! マジかよ!?」「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」といった感動の叫びがあふれた。テレビ中継中は秋田市の中心街から人の姿が消えた。

試合中継中、秋田市内から人が消えた

ショッピングモールや高校に設けられたパブリックビューイングには多くの人が詰めかけ、プレーに一喜一憂した。きょう21日(2018年8月)の大阪桐蔭との決勝戦では県庁の大会議室にもパブリックビューイングが設けられるが、280席ではとても間に合いそうにない。日本航空は秋田―伊丹間の1日3便に加えて、きょうは臨時便を出した。

農業高校ということで、全国唯一の日刊農業新聞は「ここ20、30年で初めて甲子園に現地取材」をしたそうだ。紙面には「鶏舎の掃除で心身の鍛錬」「あきたこまち 快進撃を支える」の活字が躍った。

困ったのが、滞在が伸びたための宿泊費。出場選手の分は大会主催者が出すが、控え選手や応援団の分が足りず、これには寄付が殺到しているという。

金足農が34年前に準決勝まで進出したときのキャプテンだった長谷川寿さん(51)は「選手が成長して素晴らしいチームになった」と、甲子園に駆けつけて決勝戦を見守る。

自身も秋田県出身の、司会の小倉智昭「なしてここまできたか、信じられません。100年待ったんだぞと、すごくテンションが上がった」「大阪桐蔭はプロ。どういう試合になるか」

と、こちらも盛り上がっている。