夏といえば、ホラー。でも怖すぎるのはちょっと……という方には、『死霊のはらわた リターンズ』はいかがだろうか。『スパイダーマン』のサム・ライミ監督が30年以上前に撮ったB級ホラーコメディ映画『死霊のはらわた』シリーズのドラマ版で、シーズン3まで放送された。日本では、Huluプレミアで配信中となっている。

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ちなみに、主演のブルース・キャンベルはライミ監督の中学時代からの親友。同ドラマで共演しているテッド・ライミは実弟だ。

『死霊のはらわた リターンズ』ってどんなドラマ?

死霊との命懸けの格闘から30年。すっかり中年になったアッシュ・ウィリアムズ(ブルース・キャンベル)は、トレーラーハウスで生活しながら激安ショップ『バリュー・ストップ』店員として働いていた。相変わらずうだつが上がらないアッシュの唯一の楽しみは、たまに出かけるバーで女性をナンパすることだ。

そんなある日、ナンパした女性とドラッグをやっていたアッシュは、禁断の“死者の書”に記されている呪文をうっかり読み上げて再び悪霊を復活させてしまう。

「しまった!」激しく後悔するアッシュだが、時すでに遅し。アッシュのせいで、恐ろしい死霊が街中に広まってしまった。街の平和を取り戻すため、アッシュは『バリュー・ストップ』の同僚であるパブロ、ケリーとともに再び死霊と戦う決意をする。

ここが見どころ!

映画版では、死霊が取り憑いた自分の右手に思いっきりぶん殴られて激怒するという迫真の演技を見せてくれたブルース・キャンベル。低予算で作られた映画は、手作り感満載ながら抱腹絶倒の傑作コメディとして多くのファンから支持を集めた。あれから30年以上の歳月を経て、いい意味でのB級感を保ったままドラマシリーズとして復活。

ブルース演じるアッシュのアホっぷりも健在だ。相変わらず、失礼だしすぐ調子に乗るし見栄っ張りだしどうしようもない。なのに、肝心な時だけなぜか活躍してしまうという異色のヒーローだ。

さらに、ナチュラルに人をイライラさせる才能(?)をも持ち合わせているアッシュ。息を吐くようにごく自然に失礼な発言を繰り出してくる彼に対し、周りのまともな人たちが一瞬「は?」という表情をしつつも無言で怒りを飲み込むシーンが癖になる。

スプラッター表現がやや多めだが、それ以外はそこまで怖くないのでホラーが苦手な人でも楽しめるはずだ。

『死霊のはらわた リターンズ』

Huluでシーズン1〜3独占配信中

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『死霊のはらわた リターンズ』(Huluプレミア)text吉野潤子