大阪・富田林警察署から逃走した樋田淳也容疑者の実家から歩いて10分ほどの神社に、バナナの皮やクッキーの空き箱などが入ったゴミ袋が散乱していた。また、賽銭泥棒対策で雨どいに巻いてあった有刺鉄線がはがされかけ、壁に足跡があった。警察はゴミ袋を押収、雨どい周辺の指紋を採取した。いずれも、樋田による可能性が高い。

逃走後に盗んだと見られる赤い自転車は、警察署から約7キロ離れた羽曳野市内の住宅で発見され、そこから4キロ離れた松原市内では黒いミニバイクが盗まれた。付近では黒いミニバイクを使ったひったくり事件が相次いでいる。

13日午後9時ごろに女性が現金約2500円が入ったバッグを奪われた。被害品は大阪市西淀川区で発見され、15日には東住吉区、生野区でやはりバイクひったくりが発生。警察は樋田が大阪市内を逃げ回っていると捜査範囲を広げた。

ひったくりで逃走資金

菊地幸夫(弁護士)「接見室から逃走した時点では所持金はゼロ。現金を手にするにはひったくりが手っ取り早い。容疑者はひったくりの前歴もありますが、1回の犯行で得られるお金は多くありません。いつか住宅に押し入る可能性もあるので、早く身柄を確保してほしいですね」

司会の加藤浩次は「容疑者による犯行かはわかりませんが、こうした事件が続いているのは容疑者にとって土地勘のある実家周辺。早く捕まえてほしい」