山口県周防大島町で行方不明になっていた藤本理稀(よしき)ちゃん(2)を見つけたのは、ボランティアで捜索に参加した大分県の尾畠春夫さん(78)だった。理稀ちゃんのことをニュースで知り、前日に車でやってきて、きのう14日(2018年8月)早朝に曾祖父の家から560メートル先の沢で見つけた。

以前に大分県の佐伯市で2歳の女の子が行方不明になったときにも捜索に参加し、「子どもは上に上がるという習性がある」と学んでいた。それがピタリと当たった。

65歳で鮮魚商やめて「これからは社会にお返しをさせてもらう」

尾畠さんはこれまでも各地でボランティア活動に参加してきた。今年(2018年)4月には大分県中津市の山崩れ現場、先月(2018年7月)の西日本豪雨では広島県呉市で土砂の撤去作業をしていた。2011年の東日本大震災では、宮城県南三陸町の社会福祉協議会から感謝されている。

尾畠さんは別府で鮮魚商をしていたが、65歳の誕生日を機にやめて、「今までお世話になったから、これからの残りの人生は社会に何かをお返しさせてもらおう」と思ってボランティア活動を選んだ。赤色のハチマキをしていたが、赤は自分のシンボルカラーだという。

「みなさんが落ち込んでいても、赤い目立つ格好で行くと、みなさん、ほっとするんですよ」 

一段落して帰ろうとしたとき、理稀ちゃんの祖父に「お風呂でもどうぞ」とすすめられたが、「ボランティアですから」と風呂も食事もお断りした。

78歳健康の秘訣は「おいしいものを食べない主義」

司会の国分太一「尾畠さんはスーパーヒーロー。ねじり鉢巻きのスーパーですね」

司会の真矢ミキ「ボランティアとはこういうことだということを、しっかりと教えられました」

キャスターの堀尾正明「久々に明るいニュースでした」

生中継のインタビューで堀尾に「健康の秘訣は」と聞かれると、「朝は8000メートル走っています。食事はおいしいものを食べない主義なんです」と答えた。