U-21日本代表FW旗手怜央(順天大)

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 同じ道を辿る仲間が結果を残した。燃えないわけがない。14日に行われたアジア大会グループリーグ初戦ネパール戦(○1-0)で出場機会が訪れなかったU-21日本代表FW旗手怜央(順天大)は、翌日に控えた第2戦パキスタン戦に向けてコンディションを上げている。

 前日のネパール戦では、時には6バックとなるネパールに手を焼きながらも、前半7分に生まれたMF三笘薫(筑波大)の決勝点で1-0の完封勝利を収めた。苦しみながらも手に入れた勝ち点3に、「森保監督も話していたけど、最初なので勝つことが大事だと思うので、点を決めて無失点で勝てたのは良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 1997年11月21日生まれで現在大学3年生の20歳だが、先月の13日には20年の川崎F加入内定が発表された。プロサッカー選手への道を切り開き、「フロンターレに入れることを率直にうれしく思う」と語る一方で、昨季のJ1王者に加わることで「日本で一番強いチームだと思っているので、そのチームに入る責任がある」と身を引き締める。

「日本一のチームに入るからには、こういうところ(U-21日本代表)に来たら、しっかりやらないといけない思いがある」

 そして、ネパール戦で決勝点を決めた筑波大3年の三笘も、旗手と同日に20年の川崎F加入内定が発表されている。刺激を受けてはいるものの、「すごくうまいし、ああいう選手が一人でもいると崩せる部分もある」と三笘の能力の高さを認めつつ、「見習う部分もあるけど、負けられない部分もある」と力強く語った。

 中1日で行われるパキスタン戦。当然、ピッチに立つ機会は与えられるだろう。「まずは結果を残すことが大事。結果にこだわってやっていきたい」とネパール戦の三笘のように、チームに勝利をもたらすゴールを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)