緊急入院の“フェノーメノ”ロナウド、無事退院

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肺炎に感染していた元ブラジル代表FWロナウド氏が退院したようだ。

スペインの観光地イビサ島にある別荘で休暇を楽しんでいたロナウド氏は10日、体調不良を訴えて地元のカン・ミス病院で検査の実施。肺炎に感染したことが判明した後、首都マドリードにあるヌエストラ・セノーラ・デル・ロサリオ病院に入院し、ICU(集中治療室)で治療を受けていたことがスペイン『El Diario de Ibiza』によって伝えられていた。

それから数日後、ロナウド氏は無事に退院したようだ。14日に自身のツイッター(@Ronaldo)で報告している。

「皆さんこんにちは。私は数日間の治療を終え、すでに帰宅している。皆さんの愛あるコメント、そして、治療に携わってくれた方々に感謝を伝えたい。妻のセリーナ・ロックも私のそばにいてくれた。ありがとう。今シーズンは偉大で驚きに満ちたフットボールのシーズンになるだろう」

ロナウド氏は、1993年にブラジルのクルゼイロでプロデビューすると、その1年後に渡欧し、PSVやバルセロナ、インテルでプレーした。2002年にマドリーに加入すると、4年半の在籍期間の間に127試合に出場し、83得点を記録。圧倒的な瞬発力と決定力を備え、そのプレースタイルから“フェノーメノ”(超常現象の意)の愛称で呼ばれてきた。

現役引退後は、代理人業やテレビの解説者を務めながら、2014年に北米サッカーリーグのフォートローダーデイル・ストライカーズの共同オーナーに就任。2016年からは、レアル・マドリーのアドバイザー兼グローバル大使(南米地区)に就任していた。