U-21日本代表FW前田大然

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 自慢の快足をアジアの舞台で見せようと準備を進める。U-21日本代表FW前田大然(松本)は、「僕はFWなのでゴールを取るところを見せたいし、持ち味のスピードを生かしたプレーを見せていきたい」と闘志を燃やした。

 山梨学院大附高(現山梨学院高)から16年に松本に加入。翌17年に期限付き移籍した水戸で36試合13得点とブレイクを果たすと、今季は松本に復帰してシーズン途中からレギュラーポジションを奪取。J2第28節終了時点で24試合6得点の結果を残している。6月30日の第21節熊本戦以降、5試合ゴールから遠ざかったものの、8月4日の第27節千葉戦で久々の得点を奪って代表に合流。チームは首位を快走しており、「良い感じで僕も来ている」と自信を覗かせた。

 森保ジャパンには今年1月のAFC U-23選手権で初招集されたものの、怪我のために離脱。3月のパラグアイ遠征に再び招集され、ベネズエラ戦で2ゴールを奪う活躍を見せて、アピールに成功した。今回のアジア大会では初めてともにプレーする選手がいる上に、準備期間が短く連係面には不安を残すものの、「知っている選手もたくさんいる。そこはあまり不安はないと僕自身は思っている」とキッパリと語った。

 アジアの舞台に立つのは「あまり代表にも入った経験がないので初めて」と言うが、「でも初めてのことが多いので、逆に楽しみ」と白い歯を見せると、「僕たちは優勝を目指してやっている。良い準備をして明日の試合で勝てるようにしたい」と意気込みを示した。

 そして、13日に行われた総体決勝で母校の山梨学院高が初優勝を飾ったことに大きな刺激を受けている。「僕が関わった学年ではないけど、優勝して良かった。刺激を受けたので、僕たちも優勝したい」。アジアの頂点に向けて踏み出す第一歩。グループリーグ初戦ネパール戦で躓くわけにはいかない。

(取材・文 折戸岳彦)