池の水から大学、今度はeスポーツまで!田村淳の“先読み”センスが鋭すぎる

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 田村淳が8月6日、「ストリートファイターV 決勝戦を観戦中」とつぶやいた。その田村は8月3〜5日(現地時間)に米ラスベガスで開催されているeスポーツの祭典「EVO2018」に参戦。初参加ながらマイコントローラーを持ち込んで「ストリートファイターV」の対戦に挑んでいたようだ。

「テレビゲームで対戦する『eスポーツ』は今や世界各国で盛り上がりを見せており、トップ級のプロ選手には1億円プレーヤーも続出。世界に比べて普及が遅れている日本でも今年2月には業界団体の『日本eスポーツ連合』が発足し、昨年11月にはフジテレビが『Tokyo E-Sports Festival』を開催するなど、普及の兆しを見せています。とはいえ芸能人でeスポーツに取り組んでいる者はまだ少なく、田村は鋭い嗅覚をさっそく利かせた形ですね。昨年11月にはアメリカで『BE BLUE VENTURES』という会社を立ち上げており、同社を通じてeスポーツにも参画しています」(IT系のライター)

 その田村と言えば今春、青山学院大学の受験で世間をにぎわせたばかり。また人気バラエティ番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦」(テレビ東京系)では17年1月の初回放送からMCを務めており、今ではすっかり水抜きの第一人者だ。今回のラスベガス滞在でも、カジノホテル・ベラージオの前に広がる「コモ湖」を背景に「いつの日か ここの池の水抜きたい」とツイートしている。

「そのほかにもアイドルをプロデュースしたり、ツイッターの情報だけを頼りにした旅番組『ロンブー淳のスマホ旅』(東海テレビ)に出演したりと、他の芸人が取り組んでいないことに果敢にチャレンジするのが彼の持ち味。考えるより先に動き出す性分なのか、大学受験では認識の甘さを露呈して猛批判を浴びたり、プロデュースしたアイドルグループが次々とポシャるといった失敗も少なくありませんが、失敗にめげずにすぐ次のジャンルに挑む姿勢はエンターテイナーとしてさすがと言えます。今回のeスポーツにしても、腕前だけなら次長課長・井上聡といったゲーム芸人もいるのですが、田村の場合はすぐに本場まで乗り込んでいくフットワークの軽さで、気がつけばお笑い業界での第一人者にのしあがっていることでしょう」(前出・IT系ライター)

 田村が所属する吉本興業ではeスポーツ事業に参入すべく「よしもとゲーミング」をこの3月に発足。発表会では田村がMCを務めていた。どうやら今後、eスポーツの現場で田村の顔を見る機会も増えそうだ。

(金田麻有)