日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題をめぐり、関東学生アメフト連盟はきのう31日(2018年7月)、公式試合の出場停止を解除しないという決定を発表した。再発防止策の実施や抜本的なチーム改革などが不十分として、連盟の理事20人中17人が「出場は認められない」と判断した。

関東学生アメフト連盟の柿澤優二理事長は会見で、「日本大学といえば関東の宝のようなチームでした。このチームが秋のリーグ戦に出られないのは非常に重たい事実」と声を詰まらせながら話した。

公式戦に出場することなく卒業する現4年生に対し、森本啓司専務理事は「かわいそうという気持ちももちろんありました」と語った。日大が来季に復活する場合は、1部下位リーグに自動降格になる。

公式戦出られぬまま4年生は卒業引退

この問題をめぐっては、タックルをした選手とその父親に対し、井ノ口忠男理事(当時)が内田正人前監督の指示によるものではなかったように説明するよう促し、「これに同意すれば一生面倒を見る。そうでなかったら日大が総力を挙げて潰しに行く」と脅して口封じを図ったことが、おととい30日(2018年7月)、日大第三者委員会によって明らかにされた。

第三者委員会はまた、日大の田中英壽理事長が何ら対策を取らなかったことを厳しく非難した。関東学生アメフト連盟も「田中理事長が真摯な態度で改善策を進めていれば、結果は違ったかもしれない」という認識を示した。

コメンテーターの青山学院大学陸上部・原晋監督「大学の4年間の思い出はサラリーマンになってからの励みになる。4年生が出場できなくなったのは非常に残念です」

堀尾正明キャスター「連盟としても苦渋の決断だったでしょうね」