【体幹力チェック】をしてヨギーニらしいしなやかさと強さを持つ

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“軟らかいだけ”はNG

ヨガをすると体が軟らかくなり、同時に強くなれます。しかし、ポーズの練習の仕方によっては、体幹力が身につかず、ただ軟らかくなっている可能性も。せっかく軟らかくなっても、体幹が弱いとケガのもとになっていまいます。また、体幹が弱いと、体の冷えなどの不調があっても改善せず、ヨガの恩恵を得られません。

まずは、あなたの体幹力をチェック

【片目をつぶって片脚立ち】
片目をつぶって片脚で立ちます。バランスを取るには体幹力が必要ですが、体幹力が弱かったり、骨盤のバランスが悪いと、グラグラしてしまいます。あなたは、しばらく安定して立っていられますか?

【こんな点はありませんか?】
・肩コリしやすい
・腰痛持ち
・靴底の減り方が左右で異なる
・座る時に必ず右が上など、いつも脚の組み方が同じ
・太ももの間をぴったり閉じられない
・寝る時の姿勢は、いつも横向きかうつぶせ
・ネックレスがいつも同じ方向に回っている

体幹力が弱いなら「船のポーズ」

体幹力が弱いなら、必ず取り入れたいポーズがあります。初心者でもすぐにできる「船のポーズ」です。これをしっかりと行うことで、体幹の筋肉を鍛え、体幹力を身につけていきましょう。

【船のポーズ】
1:両脚を伸ばして、長座になる。
2:両ヒザを立て、両手は背中側に着いて、上半身を傾ける。
3:息を吸いながら両脚を45度に上げ、坐骨でバランスを取って、両手を前に伸ばす。首、肩の力を抜いて、できれば、左右対称にVの字になるように保つ。お尻の穴を引き締めると、安定しやすい。
4:3の姿勢で5呼吸した後、息を吐きながら2に戻る。

最初はキツいですが、慣れてきたころには体幹力が身についてきているハズです。

 

ライター:豊田紗江
参考:『はじめての体幹&骨盤ダイエット』/『最新版 ヨガのポーズが丸ごとわかる本』