東京五輪・パラリンピックの「開閉会式」の演出を総合統括することになった野村萬斎さん(52)がけさ31日(2018年7月)、都内で記者会見した。

「大役に身が引き締まる思いでお受けした。復興五輪の名に恥じないようにシンプルかつ和の精神に富んだオリンピック・パラリンピックになるように全力を尽くしたい」と述べた。

「日本人の心のあり様、優しさを発信したい」

どういう演出にしたいのか、と質問されると、「能、狂言という立場から『鎮魂と再生』というのが芸能的な重要な部分。その精神を生かすのが復興五輪として意味がある」と答えた。

「和のテイスト」がテーマになるのか、については「表面的なことよりも、われわれの心のあり様みたいな優しさを発信したい」。登場してもらいたい人はいるか、と聞かれると「たくさんの方が思い浮かぶけど、当日の楽しみにして頂ければ」ととどめた。

青木理(ジャーナリスト)「当初はコンパクト五輪といわれていましたが、いまいち東京に五輪を開催する意味がぼやけているところがありますね。福島も復興したといえるのかと思ってしまいます。何かフォーカス出来るメッセージになればいいな、と楽しみにはしているのですが」

菅野朋子(弁護士)「シンプルなところに期待したいと思いました」

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「復興五輪といえば、元に戻るだけではだめなんですよね。未来に向けて希望が持てるようなイメージにしてほしいですね」