石原良純、大満足!採れたての“純度100%ハチミツ”の味

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いま知っておきたい話題や気になるニュースをお届けする朝の情報番組『モーニングショー』では、月〜金の日替わりコーナーが放送されています。

月曜日は、石原良純さんが、様々なテーマを立てて楽しむ「散歩」や、第二の人生を「地方移住」で輝かせている方々などを紹介する名物コーナー「良純未来図」をお届け。

7月30日(月)の放送では、東京から電車でおよそ2時間の千葉・香取(かとり)市へ、神奈川・川崎市から7年前に移住して「ブルーベリー農園」を開いた杉本弘道(すぎもと・ひろみち)さん(38)・慶子(けいこ)さん(40)夫妻に、石原さんが迫りました。

◆千葉・香取市で「ブルーベリー農園」を開いた杉本弘道さん・慶子さん夫妻

おふたりが暮らすのは、香取市の中心街から車で20分ほどの場所に建つ築70年の古民家。それをリフォームした自宅に住みながら、ブルーベリー農園「佐原ベリーファーム」を運営しています。

こちらで栽培しているブルーベリーは15種類・1000本。石原さんはさっそく摘みたての実を堪能させていただきました。8月中旬までは“食べ放題”の摘み取り体験もできますので、石原さんが味わった美味をどなたでも楽しめます。

◆杉本夫妻が川崎市から香取市へ移住して農業を始めた理由とは?

「生ブルーベリー(500g)」2000円(税込み)

弘道さんによれば、ブルーベリー栽培の大敵は“雨”で、「雨が降ると実が割れやすくなるので、早めに摘まないとならない」のだそうです。いったん傷がついてしまうと、そこに虫が集まってくるのだとか。また、キウイやバナナのように「収穫後に甘くなる」というものではないので、「一番甘くなった状態を見極めて収穫しなければならない」のだそうです。色・形・硬さによって完熟を見極めなくてはならず、これはなかなか大変な作業だといいます。

ブルーベリー農園にはミツバチが飛んでいますが、これは「栽培に欠かせない存在」だといいます。ブルーベリーの受粉を助けてくれるうえに、美味しいハチミツも分けてくれるそうで、弘道さんは「重要な仲間」と呼んでいます。敷地内には無数の養蜂箱(ようほうばこ)が並び、こちらで採取したハチミツからはブルーベリーの香りがするといいます。ミツバチにはあまり近付きたくない石原さんですが、採れたての“純度100%ハチミツ”の味には大満足の様子でした。

川崎市では建設コンサルタントの仕事をしていた弘道さんが現在の道への転身を選んだのは、「夫婦の時間がキチンと取れる生活がしたかったから」だそうです。建設コンサルタントとして全国を飛び回っていた弘道さんは結婚後も多忙で、なんと「月に数日しか家にいなかった」のだとか。これでは結婚した意味がないと感じた弘道さんは「ふたりで一緒に、得意分野を活かしながらできる仕事はないものか」と考えたといいます。

そして思いついたのが「ブルーベリー栽培」でした。実はおふたりは東京農大の同級生で、林業や森について学んでいた過去があったのです。また弘道さんは中学時代から趣味でブルーベリー栽培をしていたそうで、うってつけの仕事だったわけです。就農にかかった費用は、農地・機械・苗木等の取得費や土壌改良費などでおよそ1000万円だったといいます。

◆香取市移住の決め手となった、自宅近くにある「道の駅」

「生ブルーベリー」400円(税込み)

移住地に香取市を選んだのは、自宅から車で20分ほどの近場に「新米農家がブルーベリーを売るのにうってつけの場所」があったからなんだとか。それは「水の郷(さと)さわら」という道の駅です。こちらは成田空港から近く、付近にはゴルフ場もあるため都内からのお客様も多く、実に年間100万人以上が訪れる人気観光スポットなのだといいます。舌の肥えた都会の方々は、たとえ後発組の作ったものであっても品質さえ高ければリピーターになってくださり、お取り寄せも利用していただけるので、弘道さんにとっては大きなチャンスとなるのです。

自宅から近いことには「商品の補充がしやすい」というメリットもあります。朝に出したものが売りきれそうになったら昼過ぎに収穫したものを追加で出す、というようなことも可能なのだそうです。また、道の駅には夕方いらっしゃる方も多いそうですが、そうしたお客様にも美味しい採れたての実を提供できるのだといいます。道の駅で現在販売しているのは、「大粒のパック詰め」と「ブルーベリーを加工したジャム」、そしてミツバチから分けてもらった「ハチミツ」だそうです。

◆弘道さんが直接交渉してブルーベリーを納めている地元レストラン

「自家製ヨーグルトのパフェ」540円、「タルト」518円、「チーズケーキ」518円(全て税込み)

弘道さんは販路を拡大すべく、地元のレストランに直接交渉し、ブルーベリーを納めさせてもらっているといいます。石原さんは、取引をしている「レストラン ワーズワース 佐原店」にお邪魔し、大粒のブルーベリーを使ったデザートメニュー「自家製ヨーグルトのパフェ」をいただきました。これはお店で一番人気のスイーツで、食べた方から「このブルーベリー、どこで売ってるの?」と訊かれることも多いのだそうです。

◆移住も就農も“正解”だった様子の杉本夫妻

好評を博している佐原ベリーファームのブルーベリーですが、栽培ができるのは8月の中旬くらいまでなんだとか。ブルーベリー栽培ができない期間の杉本夫妻は、よそに畑を借りて別の作物を育てているそうです。石原さんは、およそ1万本を収穫予定だというトウモロコシ畑を見せていただきました。トウモロコシが終わったら、今度はニンジンを育てるといいます。

現在は休みのない生活を送っているおふたりですが、仕事のストレス発散法はなんと「打ち合い」なんだとか。夫婦共通の趣味は「バドミントン」で、学生時代にテニス部だったという弘道さんは、つい力が入ってしまうのだそうです。これに対して慶子さんは「農作業で疲れているので、あまり振り回さないでほしい」とのことでした。

川崎市の頃とは180度異なる現在の生活ですが、ご夫婦共に「楽しくやっている」とおっしゃいます。「夫婦で生きてるな、という実感がある」と語る弘道さん。その表情からは、「移住して就農」という選択がおふたりにとっての“正解”だったことが伺えます。