レッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.【写真:Getty Images】

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ブラッドリーJr.の宙を舞うキャッチにイオバルディ呆然

 レッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.外野手が衝撃のダイビングキャッチを披露した。29日(日本時間30日)の本拠地ツインズ戦で背走して追いかけた打球にジャンプ一閃。完璧なキャッチに、この日がレッドソックス移籍後初登板だった先発のイオバルディは、マウンド上でただただ拍手を送るしかなかった。

 2-0で迎えた3回表。先頭ウィルソンが放った打球はレフト寄りのセンター深くへ飛ぶ大きな当たりとなった。普通なら二塁打となるコースだが、相手が悪かった。レッドソックスが誇る中堅は俊足好守のブラッドリーJr.。打球から目を切らさずに背走すると、グラウンドに着地しそうになるボールに向かって体を放り投げるように飛びついた。見事グラブにボールを収めると、クルリと前方に一回転。勢い余って体の正面からフェンスに激突したが落球せず、見事アウトを記録した。

 この日、先発マウンドに上がったのは、25日(同26日)にレイズからトレード移籍してきたばかりのイオバルディだった。28歳右腕はスーパーキャッチを見届けると、驚愕の表情を浮かべたまま、マウンド上からただ拍手を送ることしかできなかった。

 MLB公式ツイッターが「JBJはとんでもないなんてもんじゃない!」という言葉を添えて動画をツイートすると、ファンからは称賛と驚愕の声が寄せられた。

「スーパーマンよりすごい」

「彼はスーパーマン」

「ここまで来たら彼にはルーティン」

「ヤンキースファンだけど、これはレッドソックスの選手による最高のキャッチだって認めざるを得ないね」

「ゴールドグラブ」

「今季最高のキャッチとも言える」

「早くゴールドグラブ賞をあげなさい」

「OMG(オーマイガッ)」

「球界最高の外野手」

「えげつない」

 新加入のイオバルディを好守で出迎えたブラッドリーJr.。チームは3-0で勝利し、3連勝で東地区首位を堅守した。(Full-Count編集部)