さいたま地裁は27日、覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われた春日部市の男性被告に、無罪の判決を言い渡した。トイレに行かせずに実施した所持品検査について「許容限度を超えており違法」と述べ、提出させた覚醒剤の証拠能力を否定した。共同通信が報じた。

裁判官は判決理由で、職務質問を受けた被告が便意を訴えて目の前で排便したのに、証拠隠滅を恐れた警察官が、トイレに行く前の所持品検査を求めて立ちふさがったと指摘した。

トイレ行かせず検査は違法、埼玉 覚醒剤事件で無罪(共同通信)