子どもが大好きな夏の定番デザートといえば「かき氷」。夏のお祭りや海で食べるのも最高ですが、家で「かき氷機」をガリガリ回してつくる手作りもいいものです。削った氷にいちごや練乳などのお好みのシロップをかければ完成するお手軽さもだいご味ですが、最近は専門店による“進化系かき氷”も注目されているようです。

「ブルーハワイ」の人気は20代前半がピーク!

外食のトレンドを調査・研究する「ホットペッパーグルメ外食総研」では、そんな「かき氷」についてのトレンドを調査しています。まずかき氷について「好き」「どちらかというと好き」と答えた人は合計で62.3%だそう。ほか「どちらかといえば嫌い」「嫌い」が合計13.4%、「どちらともいえない」が24.3%となっています。

さらにかき氷の「好きな味」についての調査を年代別に集計。以下グラフ化したものがこちらです。

年代を問わない「練乳」人気の安定感がよくわかるデータです。

突出しているのは幅広い世代による「いちご」の人気。しかし30歳後半をピークに支持率は下がり、そのかわり年齢を重ねるごとに「練乳」と「宇治金時」じわじわと支持率を上げているのです。一方「ブルーハワイ」は20代前半だと「いちご」と同じくらい人気ですが、その人気は年齢とともに下がっていく傾向に。ブルーハワイを好むのは若い証拠で、人は年齢を重ねると宇治金時の美味しさに気づく傾向にあるのかもしれません。

「専門店のかき氷は1000円出してもいい」と答えた人は約6割に

もともと子どもが大好きな庶民的イメージが強かったかき氷ですが、近年は異変も。天然水を使ってふわふわに仕上げたり、凍らせた果物をそのまま削るなど、まさに進化系と呼ぶにふさわしいかき氷が続々と登場しています。もちろん手間もかかっている分、お値段もそれなり。そこで同調査では、専門店でかき氷を食べる場合による「いくら出せるか」を調査。結果は次の通りです。

専門店でかき氷を食べる場合に出せる値段

1位 1000円まで……47.0%

2位 500円まで……41.1%

3位 1500円まで……10.0%

4位 2000円まで……1.1%

5位 2001円以上……0.5%

一番多かったのは「1000円まで」(47.0%)。ほか1000円以上と答えた人の割合を合計すると、58.6%となっています。つまり全体の6割は、専門店だと1000円出すことに躊躇がないようです。

また人気の専門店だとかなりの行列になることも珍しくありません。特にこの酷暑の中で並ぶのは大変そうですが、かき氷のために人はどのくらい待つことができるのでしょうか?こちらの調査結果は次の通りになります。

15分並んででも食べたい人は58.6%。10分と15分はたった5分の違いですが、その差は並ぶうえで大きい気がします。

一番多かったのは「10分まで」(29.8%)。やはり専門店とはいえ、長時間待つのは躊躇する人が多いようです。しかし続いて多かったのは「30分まで」(19.2%)と一気に待ち時間がアップ!さらに「40分まで」「50分まで」「1時間以上」と答えた人は合計で6.9%おり、少数派ながらも長時間待っても専門店のかき氷食べたい人は存在することが分かります。

東京・港区にある「ロビーラウンジ 第一ホテル東京」でいただける、紅茶と旬の果物を使った「かき氷」。こちらは桃とシャインマスカットを使っている。各1800円。

1000円以上お金を出し、さらに長時間待ってでも食べたい「かき氷」は、もはや夏の定番デザートというより“極上スイーツ”といったほうがふさわしい気がします。それほどこだわりを持って提供される専門店のかき氷は、人を惹きつける魅力があるのでしょう。ただし今年の夏は、長時間外出するのも大変なほどの酷暑。行列の際は、くれぐれも水分補給や体調管理に注意してくださいね。

【調査概要】
出典 :トレンド把握調査(「ホットペッパーグルメ外食総研」調べ)
調査時期 :2018年06月15日(金)〜2018年06月16日(土)
調査方法 :インターネットによるアンケート調査
調査対象 :首都圏、関西圏、東海圏に住む20〜59歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
有効回答数:1,032件