栃木県大田原市の雑木林でサギが約300羽も住みつき、近隣住民らが困っている。「ヒッチコックの映画『鳥』の感じ」「ひと晩中ギャーギャー鳴いていて怪獣みたい」と迷惑顔だが、繁殖期を迎えており、卵がかえりヒナが成長すれば、500羽、600羽になることが心配されている。

上路雪江リポーターが雑木林に入ってみると、「強烈な悪臭です。鼻をつくような、生臭いような・・・。フンやヒナの死骸なども散乱しています」

サギは魚をエサにしているが、ヒナが吐き出して地面に落下した魚が腐るため、腐敗臭がひどい。

対策なく市役所もお手上げ

夕方になって雑木林にサギが戻ってくると、今度は鳴き声がひときわ大きくなる。騒音計で調べたところ、「75デシベルを行ったり来たりしています。これは地下鉄の車内に匹敵する大きさだそうです」(上路)

近隣住民によると、サギの大発生がみられるようになったのは8年前からで、約3キロ離れた公園の池を取り壊して駐車場にしたためサギの居場所がなくなり、雑木林にやってきたのではないかという。大田原市役所は解決策を検討中だが、なかなかいい知恵がない。

鳥の生態に詳しいバードウォッチャーの鳥くん(永井真人)は、「対策として、木を切るとか、ネットを張る方法もあるけれど、広大な範囲なので難しいですね」と話す。