ウブロのチャリティーイベントに参加したMF乾貴士とFW大迫勇也

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 日本代表のMF乾貴士(ベティス)、FW大迫勇也(ブレーメン)が22日、都内で「ウブロ チャリティーイベント」に参加し、小学生20名とミニゲームで対決した。

 ミニゲームは乾チームと大迫チームに分かれて対戦。各チームに小学生5人が加わり、2試合行われた。対決はいずれも乾チームが勝利。各試合の勝者となった小学生合計10人と乾、大迫はその後、キックターゲットにチャレンジした。

 金額の書かれた10枚のパネルをめがけてボールを蹴り、打ち抜いたパネルの合計金額が日本サッカー協会を通じて平成30年7月豪雨の被災地に寄付されるというキックターゲット。挑戦した子供たち10人のうち3人が見事に的中させたほか、乾、大迫もそれぞれパネルを打ち抜き、合計8枚、計170万円が寄付されることになった。

 イベント後、「子供たちに元気をもらったので、新しいシーズンに向かって頑張っていきたい」と話した乾も、「子供たちと楽しくサッカーができて良かった」と笑顔を見せた大迫も新シーズンからは新天地での挑戦が始まる。

 エイバルからベティスに移籍した乾が「サッカーがエイバルとはガラッと変わる。監督の要求、戦術を早く理解して、W杯(出場による合流)の遅れを取り戻したい」と意気込めば、ケルンからブレーメンに加入する大迫も「得点とアシストをしっかり積み重ねられるように頑張っていきたい」と誓った。

 ともにスペイン国内、ドイツ国内での移籍となったが、鹿島からベルギー1部セルクル・ブルージュに加入するDF植田直通、浦和から同じくシントトロイデンに移籍するDF遠藤航のようにJリーグから海外挑戦に踏み切った若手もいる。

 乾は「たとえ失敗したとしても悪いことじゃない。思い切ってチャレンジしてほしい」と指摘。大迫も「海外に出ることで選手個人として成長できる。すべてうまくいくということはないと思うけど、もがいて成長してほしい」とエールを送った。

 4年後のカタールW杯に向けては「サッカー選手である以上、常に代表は目指す場所。できる限り代表でやりたいと考えている」と話す28歳の大迫に対し、30歳の乾は「次は34歳になるので……」と慎重なコメント。「代表引退とか、そんなおこがましいことは考えていないし、選ばれたときはしっかりやりたいけど、そのためにはまずチームでしっかりやらないといけない」と力を込めた。

 次期日本代表監督をめぐってはロシアW杯でコーチを務めたU-21日本代表監督の森保一氏の兼任が有力視されているが、大迫は「どうなるかは分からないけど、W杯期間中も常にアドバイスをくれていたし、人として優しくて、いい人」と、その印象を口にした。乾は「あのベルギー戦の負けを知っている方。そういう方が監督になるのはいいことだと思うし、なったらいいことだと思う」と歓迎していた。

(取材・文 西山紘平)