おいしいものほど不健康で中毒性が高いという、皮肉な結果が最新の研究で明らかに。コスモポリタン イギリス版によると、コロラド州立大学が特定の食品35種類の成分を分析したところ、なんと、加工の度合いが高い食品ほど、中毒性が高まりやすいという結果が出たのだとか。

実際、中毒性の高い食品の中のいくつかには、その消費のされ方や体内への吸収の方法において、「麻薬中毒」と同じ特徴も発見されているそう。そして中毒性の高い食品に見られるもっとも共通した性質は、脂肪分が高く、血糖値を急激に上昇させるということ。

その、気になるランキングの内容は以下のとおり。

【INDEX】


もっとも中毒性の高い食べ物10
もっとも中毒性の低い食べ物10

【もっとも中毒性の高い食べ物10】

1.ピザ

2.チョコレート

3.ポテトチップス

4.ビスケット

5.アイスクリーム

6.フライドポテト

7.チーズバーガー

8.炭酸飲料(ダイエット用を除く)

9.ケーキ

10.チーズ

反対に、どんな食べ物なら中毒性が低いのかというと、精製炭水化物を使わず、脂肪を加えていないものなのだとか。堂々の1位に輝いたのは、キュウリ。

【もっとも中毒性の低い食べ物10】

1.キュウリ

2.ニンジン

3.豆(ソースなし)

4.リンゴ

5.玄米(プレーン)

6.ブロッコリー

7.バナナ

8.サーモン

9.コーン(バターや塩なし)

10.イチゴ

この研究の共同執筆者の1人で、薬理学の助教であるニコール・アヴィーナ博士によると、「この研究は、中毒性を引き出す食品やその成分を特定するための第一歩です」とのこと。

「これは、肥満治療へのアプローチに変化をもたらすものにもなりえます。特定の食品を『断つ』といった単純なやり方ではなく、タバコやお酒、麻薬を止めるときのような(中毒者向けの)方法を採用していく形になるでしょう」

もしあなたが食事の量を見直し中で、無駄に食べるのを止めようとしているなら、ピザの代わりにサーモンやブロッコリー、玄米などを食べれば、止めやすくなるということですね!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK