「なに、お寺に1泊して100万円!?」

司会の小倉智昭が目を剥いた。京都・右京区にある名刹仁和寺が4月(2018年)から始めた超高級宿坊ビジネスだ。仁和寺は888年に宇多天皇によって創建された真言宗御室派の総本山で、退位した天皇や皇族が住職を務めた門跡寺院である。世界遺産にも登録されている。

1泊100万円の超高級宿坊は松林庵と呼ばれている2階建ての建物で、内装はモダン和風、浴槽は関西で最高級と言われる高野槇を使用している。もとは寺に仕えた武士の住まいで、長く空き家になっていたのを1億5000万円をかけてリノベーションしたという。

朝食つきだが夕食は別料金

渡り廊下を行くと美しい庭園が眼前に広がり、阿部悦子リポーターは「歩いただけで時代がタイムスリップした感覚になります」

5人まで泊まれて100万円ということなのだが、生け花や雅楽の演奏など宮廷暮しの体験は別料金。朝食は精進料理が出るが、夕食はなし。自分で用意するか、仁和寺の敷地内にある食事処で食べなければならない。

超高級宿坊を始めたのは、国宝や重要文化財などの修理・修繕費用を捻出するためだ。この先10年で10億円の費用がかかるが、檀家を持たないため、国の補助と拝観料だけが頼りで、その拝観者数も減少している。海外の富裕層に狙いをつけているというが、いまのところ宿泊はゼロだ。

山崎夕貴キャスター「小倉さん、いかがですか」

小倉「いいですね。東儀秀樹(雅楽師)さんを連れて行きますか。持ち込みで」