ミラノコレクションA.T.「近ちゃんの戴冠?刺激受けますね」/特別インタビュー前編

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‐7月19日、後楽園ホールで開催されたドラゴンドア旗揚げ戦に姿を見せ、一躍話題をかっさらったのが、この男、ミラノコレクションA.T.。2005年4月に当時所属していたドラゴンゲートを退団するや、すぐさまアメリカはテキサス州、サンアントニオへ単身渡米。現地では、“ミラノコレクションA.T.”という身元を隠し、照井章仁として、0からプロレスを学び直すという、たった一人の武者修行を敢行していた。日本とアメリカを往復する生活も半年以上が経過。7月の一時帰国では、何も語らず、アメリカへと舞い戻った為、ミラノの日本マット界復帰はファンの嘱望だけが一人歩きをし、その声は日増しに強くなった。ドラゴンドア旗揚げ第3戦を前に、ミラノは今、何を感じ、何を考えているのか。右腕の怪我による治療の為、一時帰国をしているミラノに話を聞くことができた‐


‐アメリカでの生活はいかがですか?
朝からジムへ行き、ウェイトを中心にトレーニングをして、夕方からは、レスリングスクールに行ってますね。ジムの方では、WWEで活躍されている船木さんに、週2〜3日くらいは教えてもらいながらやってます。レスリングスクールの方では、アメリカ人の先生がいて、その人は選手としては目立たないんですけど、教えるのがうまいんですよ。技巧派とでもいうか…

‐身元を隠し、プロレスを0から学ぶことを望んでましたが?
行ったら、すぐばれました(笑)「ミラノって奴が日本からきている」って感じで。すぐ試合のオファーもあったんですが、3ヶ月間くらいは集中して、基礎からやりたかったので、断わりました。

‐最近は、徐々に試合出場もされていますよね?
はい、月に8試合くらいやってます。団体は、アトランタや、ペンシルバニアとかに結構あるんですよ。ROHとかは、日本でもお馴染みのカレーマンとか、AJスタイルズだったりが出てますし。
そういえば、昨日、プロレスショップに行ったら、そこの店長さんがROHのビデオが売れないって悩んでましたね(笑)

‐現地での試合はいかがですか?
雰囲気は最高ですね。日本の人って、ちょこんと座って見ているだけですけど、こっちはノリノリ。自分も、お客さんに乗せられて、普段やらないことなんかもやってしまいます。会場はフルハウスでも600〜700人とか。アメリカのインディーって、そんなもんみたいんですね。

‐出場する団体によってスタイルや特色なんかは違いますか?
いや、そうでもないですね。その土地、土地にある、地元のお客さんを集めているって感じで。

‐現地での生活の方は?
大分慣れましたね。でも、治安が悪くて、この前も、コインランドリーで洗濯してたら、自分の服が燃やされたりしたこととかあって、なんてところかと思いました(笑)

‐食生活の方はいかがですか?
船木さんに全部教わって、一緒にスーパー行ったりしてます。ほとんどは、鶏の胸肉とかを湯がいて食べたりですけど、たまにはトンカツや唐揚げとかも、一週間に一回は好きなものを食べるようにしてます。あと、プリングルスとかも。
少しづつ身体をシェイプしていく感じで、一回絞ったら、ちょっと肉を付けて、また絞ると、より筋肉の溝がついていくんです。なかなか実行できないですけどね。

‐これまでの修行の成果は?
アメリカンプロレスの基礎を学んで、(成果は)シングルマッチをやると分かりますね。シングルで自分のペースでやると、今までとは違うと思うんですけど。一番難しいのは、例えば、メキシコに行ったら、試合で飛び技でもやれば、「成長して帰ってきた」って言われるじゃないですか?アメリカだと、一個一個の技を大切に使ったり、間であったり、パフォーマンスだったりするので、伝わりづらい部分があります。まあ、それは、日本向けでやるとしたらですけどね。

‐日本の情報は入ってきますか?
入ってこないですね。気にすると、「日本はどうなのかな?」っていつも思っちゃうので。ドラゴンドアの興行がある時は、自分のオフィシャルサイトの方で、ファンからメールが来ますけど。

‐近藤修司選手の世界ジュニア王座戴冠については?
近ちゃんの戴冠?それは耳に入ってきます。刺激受けますね。そういう意味では、やっぱり、(耳に入ってくるのは)コンブラ(近藤修司&“brother”YASSHI)のことが一番多いですよ。

後編に続く

11.24 dragondoor全対戦カード‐旗揚げ第3戦『Los conquistadores 2』
dragondoorオフィシャルサイト‐ドラゴンドア in livedoor