Amazonがプライム会員限定で年に1度の巨大セール「Amazonプライムデー」を開催しています。激安商品が登場する一方で、全然安くない商品も混ざっているので注意、という指摘が挙がっています。

Amazon Prime Day deals 'not what they seem' - BBC News

https://www.bbc.co.uk/news/business-44846356

プライムデーではAmazon製品だけでなく、幅広いジャンルの製品が特別価格で出されるため、商品によっては販売開始からすぐに売り切れ、というものもよく見かけます。

しかし、BBCのアダム・フレンチ氏によると、すべての商品がお得というわけではなく、一部商品にいたっては割高なものもあるとのこと。目玉商品が目白押しのプライムデーでは、消費者は興奮状態にあり、価格を冷静に比較して判断することが難しいもので、特別安いわけではない商品を勢い余ってポチっということはよくあるそうです。

イギリス・ロンドンのITコンサルタントのジョニー・グラント氏は、あるPC用モニターの価格がプライムデー中に299ポンド(約4万4000円)から354ポンド(約5万3000円)に引き上げられたのを目の当たりにしたとのこと。また、Amazonの価格を追跡調査するサービスのLovethesales.comも、プライムデーで取り上げられるすべての商品が「バーゲン」プライスではないことに同意しています。例えば、ソニーのPlayStation 4は2018年のプライムデーで14%オフの299ポンド(約4万4000円)で販売されていますが、2017年11月28日には259ポンド(約3万9000円)で販売されていたそうで、プライムデーが最もお買い得ということではないようです。

プライムデーでは消費者が高揚感を高められるために商品価格の割安さを判断がしづらいという側面以外にも、Amazonは商品価格を巧妙に隠しているため、Amazon以外の店の価格を調べないと、その商品が安いのか高いのかを正確に見極めるのが困難という要因もありそうです。

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1年に1度の大型商戦のAmazonプライムデーは、消費者が自らの目の確かさを確認できる試金石にもなっていそうです。