U-17日本代表CB馬場晴也は好守を見せ続けて勝利に貢献

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[7.14 国際ユースin新潟第1節 U-17日本代表 2-1 U-17メキシコ代表 五十公野公園陸上競技場]

 緊急招集でU-17日本代表に合流したのは2日前の夜。だが、01年生まれ世代のリーダー候補であるCB馬場晴也(東京Vユース)はこの日、チームからの厚い信頼を受けて先発出場し、充実のプレーで勝利に貢献した。

 コンビを組んだCB丸山海大(東福岡高)は初代表。どうしても緊張してしまうであろうパートナーをサポートするように、馬場は前半から幅広い動きを見せていた。相手の前線に入って来るボールをファウルすることなく奪取。そして予測力優れるCBは、DFラインの背後のスペースへのボールをカットし続けた。

 合流から間もないにもかかわらず、非常に存在感ある動き。まだまだチーム全体として見ると意思疎通を欠いた部分がある。そしてPKで1失点したが、馬場は「最少失点でいけたのは良かった」と頷いていた。

 今回、U-17日本代表には01年世代の新たな代表候補選手に経験を積ませるという狙いもある。昨年、1学年上の世代に当たるU-17W杯日本代表メンバー入りし、世界を経験している馬場はリーダー格の一人だ。秋葉忠宏監督も「中心になれることは分かっているから、(合流2日で)スタートから使っても全然心配していない」と説明していたが、馬場はその期待に応えるようなプレーで勝利に貢献した。

 馬場はU-17W杯のフランス戦に出場したが、自分の背後のスペースを取られて失点したことを忘れていない。「去年、フランスとやって世界との差を感じました。自分の裏取られてやられた。きょう、その前の遠征も(背後の対応は)意識してやるようにしていました」。1本で決めてくる相手にそれをさせないこと。この日も警戒しながら、意識高くプレーして白星に繋げた。

 現在開催中のW杯を見て感じ、学ぶ部分があった。「1日でも早くA代表に入ってあの舞台に立ちたい。吉田(麻也)選手はDFの中心としてラインコントロールや1対1の強さだったりやれていて凄い。尊敬する」。注目の16歳DFは見て得た部分を力に変え、目標のA代表に一歩一歩近づいていく。

(取材・文 吉田太郎)