前半5分、先制ゴールを決めたU-17日本代表MF小田裕太郎(左)が、アシストの井上怜(背中)に感謝

写真拡大

[7.14 国際ユースin新潟第1節 U-17日本代表 2-1 U-17メキシコ代表 五十公野公園陸上競技場]

 憧れのフランス代表FWキリアン・ムバッペがW杯で活躍中。“和製ムバッペ”の声もあるU-17日本代表MF小田裕太郎(神戸U-18)は大いに刺激を受けていた。

「ワールドカップは凄いバチバチで、それでも、ムバッペとかドリブルできる選手が凄いと思う」。警戒するDFがファウルで止めようとしても止まらない。ムバッペがW杯で見せるプレーが小田の目指すレベルだ。

 この日は前半5分にMF井上怜(市立船橋高)の左クロスから先制ヘッド。「一回動き直して、(井上)怜から少し高いですけれどもいいボールが来た。ここで決められて良かったです」。序盤、流れが悪い中で貴重な先制ゴールを決めた。その後、メキシコにボールを握られる時間が増えたが、小田は抜群のスピードを活かした突破にチャレンジ。DF間を強引に抜け出そうとする小田をメキシコDFは何とかファウルで止めていた。

「相手に捕まえられたりしても、そこで行き切る力をつけないといけない。ファウルでも止められないくらいの力をつけたいです」。高いレベルの相手との試合でも止まらない選手になること。まだまだそのレベルには達していない。だからこそ、快足アタッカーはトレーニングを重ねて成長していくことを誓った。

 ムバッペは19歳で出場しているW杯で現在3ゴール。「成長速度を上げないと世界に追いついていけない」と語る小田は8年後やその先ではなく、21歳で迎える次回のW杯出場、そして活躍することを全力で目指す。

(取材・文 吉田太郎)