レアル・マドリードからユベントスへの移籍が決まったC・ロナウド【写真:Getty Images】

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今夏、レアルからユベントスに146億円で移籍 代理人が古巣ユナイテッド復帰を否定

 ユベントスは現地時間10日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをレアル・マドリードから獲得したことを発表した。

 ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は「ユベントスが最後のクラブになるだろう」と発言し、噂される最終的なマンチェスター・ユナイテッドへの復帰を否定した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 ロナウドが欧州のサッカーシーンに一躍名前を取り上げられるようになったのは、アレックス・ファーガソン監督率いるユナイテッドに移籍して以降のことだ。年を追うごとに存在感を発揮し、自身の価値を高めていったアタッカーは、2009年にレアルへと移籍。スペインでも結果を残すと、今季からユベントス加入が決まった。

 以前から最終的にユナイテッドへの復帰を目指しているとされていたロナウドだが、33歳にしてユベントスと4年間の契約を結んだこともあり、ロナウドの代理人を務めるメンデス氏は他のチームに動くことはないだろうと発言し、暗にユベントスでの現役引退を示唆している。

「クリスティアーノのことはとても嬉しいよ。ユベントスは最後のクラブになるだろうし、彼がこの決断を下したこと嬉しく思っている。彼はこのチームで素晴らしいキャリアに幕を閉じることになるだろう」

 またメンデス氏は「レアルとの交渉に意欲を示し、決断してくれたアンドレア・アグネッリに感謝したい」と契約を結ぶために全力を尽くしたユベントスの首脳陣へ謝意を示している。

 移籍金1億1200万ユーロ(約146億円)で成立したロナウドのユベントス移籍。ユナイテッドファンは寂しい思いをしたかもしれないが、ユベントスがキャリアの終幕となるのだろうか。


(Football ZONE web編集部)