西日本豪雨では「時間差災害」に各所が襲われている。とっくに雨は止んでいるのに土砂崩れや川の氾濫が発生し、「避難指示」が出される。突然、流木と濁流が流れてきた広島・府中町の榎川の氾濫は、雨が止んで3日も後だった。上流のため池の堰が切れたらしい。豪雨では無事だった町が泥流に浸り、1万466世帯、2万3567人に避難指示が出された。

府中町だけでなく、倉敷市真備町、福山市などでも「時間差災害」のために相次いて避難指示が出された。

全国にため池20万か所―地震にも弱い

ため池やせき止め湖の周囲の山に雨水がたっぷり浸み込み、それがじわじわと流れ込んで水位が上がり、しばらく時間がたってからあふれ出すのが「時間差災害」だ。ため池の多くは農業用の人工池で、全国で20万か所とも言われる。瀬戸内の兵庫、広島、香川に多い。7割が江戸時代に作られたというから、災害への備えは弱い。

司会の国分太一「1週間経って、時間差災害ですかあ」

司会の真矢ミキも「晴れたら蒸発するようなイメージがあるけど、遅れてくるんですね」という。

堀尾正明キャスター「ため池は豪雨だけでなく、地震の時も危ないんです。2016年までの10年間に、豪雨や地震で8800か所が被災しているというデータがあります。年に900か所近くです」