北海道・釧路港に10日(2018年7月)、サンマの初水揚げがあった。初セリは1キロ3万3000円、1匹に換算すると4700〜5500円の高値となった。ご祝儀相場ということもあり、鮮魚店によると、秋の本格漁期に入れば1匹100円程度になるという。それでも、4年前の1匹30〜50円だったのに比べると高い。

原因の一つとされるのは、日本近海のさんま漁獲量の減少である。10年前には35万3000トンだったが、昨年(2017年)は約8万4000トンと4分の1以下に激減している。

「公海上での漁獲制限」合意できず

サンマは親潮に乗って南下し、北海道から三陸沖の日本の排他的経済水域内が主要な漁場だったが、近年はその外側の公海に漁場が移っている。そこへ国内のサンマ人気を当て込んだ台湾や中国の漁船が殺到し、大量に獲っていくのだ。

今月3〜5日に東京で開かれたNPFC(北太平洋漁業委員会)の第4回年次会合で、日本は「公海上でのサンマ漁獲制限」を提案したが、中国が「漁獲制限が必要なほど減少していない」と反論し合意に至らなかった。

司会の小倉智昭「サンマは安くて美味しい代表格だったんですがねえ」

ここ2、3年は高級魚になっている。