西日本の豪雨災害で、「避難した人」と「しなかった人」は、どこに判断の分かれ目があったのか。「モーニングショー」は広島市安佐北区(死者3人)、安芸区(死者2人)、4年前に68人が死亡した安佐南区の住民に聞いた。

まず、避難した人――。「『避難指示』を聞き、避難所に行くつもりはなかったが、子どもに言われ心配させないように」(安佐南区・女性)、「近所の奥さんと声を掛け合って」(安佐南区・女性)、「土砂が崩れ始めたのを見て、家族で相談した」(安佐北区・親子)、「『避難準備』が出たら必ず避難するという町内会長が決めたルールに従った」(安芸区・50代男性)

避難しなかった人――。「近所のみなさんが、避難所に行こうという雰囲気じゃなかった」(安佐南区・女性)、「砂防ダムができたので安心感があった」(安佐南区・女性)、「200年に1度の災害がまさか今回とは思わなかった」(安佐北区・男性)、「50年ここで暮らしているが、何もなかったので避難しなかった。しかし、木が倒れてきたので最後は避難した」(安芸区・70代女性)

日頃から声を掛け合う防災隣組

司会の羽鳥慎一「避難した人は個人の判断よりも、みんなに聞いて判断したということのようですね」

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「自分一人で判断しない方がいいという感じがします」

防災システム研究所の山村武彦所長は「避難したきっかけについてアンケートをしますと、身近な人、隣の人、地域の人、それに警察官、消防団の人から言われたという人が多いんです。日頃から何かの時に声を掛け合う防災隣組をつくっておくといいですね」