タイ北部の洞窟で行方不明になっていたサッカー少年ら13人が9日ぶりに発見されたが、救出作業は難航している。雨期に入った現地では、今後は長雨が予想され、洞窟内で再び増水の恐れが出てきている。

少年らがいる場所は入り口から4〜5キロ奥に入った高台だが、途中ところどころに浸水個所があり、なかには水深5メートルほどたまった箇所もあるという。ダイバーの誘導で水に潜って脱出するにしても、「ダイビングの訓練を受けてもらう必要がある」と救出の指揮を執るタイ海軍司令官は話している。

洞窟探検家の吉田勝次氏は「発見したのは始まり。彼らをどう外に出すかハードルは高い」と指摘する。

両親と話す電話も設置

現地では雨期が終わり、水が引けるまでの4か月分の食料を運び込むことにしている。精神面のケアのため、電話線を設置して両親らとの会話が出きるようにするという。

長期化の可能性について、吉田さんは「ありますね。7〜8月にどんどん増水し、11月になると水が引けて元の状態に戻る」と話す。少年らにとってこれは厳しい。

司会の小倉智昭「富士山の氷穴と風穴しか入ったことがないけど、それももう怖くて入れないと思いますけど」