日本将棋連盟は2日、藤井聡太七段が6月29日の竜王戦で、反則の「待った」を疑われるような着手があったとネット上で指摘されたことについてコメントを出した。「反則ではなくマナーの問題なので、師匠である杉本昌隆七段から本人へ注意すると聞いております」とした。共同通信が報じた。

藤井七段は増田康宏六段との対戦で終盤、持ち駒の「桂馬」を指そうとしたがすぐに戻して「飛車」を着手した。ただ増田六段からの指摘はなく、対局はそのまま進み、125手で藤井七段が敗れていた。

将棋、藤井七段の着手に注意 「反則ではない」と将棋連盟(共同通信)