ベルギー戦へ調整するMF宇佐美貴史

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 相手のほうがプレッシャーは大きい。2日の決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する日本代表MF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)は「彼らは勝って当然と思っているだろうし、ベルギー国民も『日本には負けないだろ』と思っているはず」と指摘。それが逆にプレッシャーとなれば、挑戦者である日本の勝機も広がってくる。

「(日本には)失うものはない。チーム全体が束になってぶつかりたい。戦いやすさでいうと、自分たちのほうが戦いやすい」。そう強調した宇佐美だが、ベルギーの力は十分に理解している。

「前の3枚は強烈だし、どこを見ても穴がない。選手の所属チームを見てもパーフェクトに近いチーム。素晴らしいチームだと思う」。ベルギーの3トップはグループリーグでFWロメル・ルカク(マンチェスター・U)が4得点、FWエデン・アザール(チェルシー)が2得点、FWドリース・メルテンス(ナポリ)が1得点。パナマ戦(3-0)、チュニジア戦(5-2)の2試合で3トップが7ゴールを量産した。

 宇佐美が警戒するのは、3人の“攻め残り”だ。「前の3枚はアグレッシブに守備してくるわけじゃない。(相手の)右サイドバックが上がっても(左ウイングの)アザールは付いてこなかったりして、そうすると(カウンターを受けたときに)3対3の数的同数になる」。遅攻以上に気をつけないといけないのがカウンター。「そのための攻め残りなのかなと思う。3人で得点まで持っていく破壊力がある」と指摘した。

 逆に言えば、相手の前線のプレッシャーが弱いということは、日本が余裕を持ってビルドアップできるということでもある。「監督も言っていたけど、ボールは回るんじゃないかというイメージはある」。日本の良さを出しやすい展開になる可能性はある。宇佐美は「チームとしてできていることをやれればチャンスはある。(ベルギーの守備には)少なからずアバウトなところがある。そこをクオリティーとアイデアで突いていくことができたらチャンスは生まれると思う」と、攻撃のイメージを膨らませた。

(取材・文 西山紘平)


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