セネガル戦と同じメンバーと予想。明らかにリフレッシュした状態で臨める原口と香川の活躍に期待したい。

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 日本サッカー史上初のワールドカップ・ベスト8を懸けて、ヨーロッパ屈指のタレント集団であるベルギーと激突する。グループリーグの戦いぶりから判断すれば、コロンビア戦とセネガル戦のスタメンで臨むはずだろう。
 
 最初の2試合で精彩を欠いたGKの川島永嗣も、ポーランド戦のスーパーセーブで多少なりとも落ち着きを取り戻したはずで、ベルギー戦でも好パフォーマンスを期待したい。
 
 最終ラインは酒井宏樹、吉田麻也、昌子源、長友佑都の4人になるだろう。ロベルト・レバンドフスキが見るからにやる気がなさそうだったポーランド戦の槙野智章のパフォーマンスをどう見るかは難しいが、現時点でCBの2番手である昌子がスタメンを張るはずだ。
 
 2ボランチは長谷部誠と柴崎岳で決まり。ただ、グループリーグ3試合すべてに先発出場している柴崎のコンディションがひとつのポイントになりそうだ。コロンビア戦やセネガル戦のようなゲームメイクを見せてくれれば、日本の勝機は膨らむかもしれない。
 
 ポーランド戦で試合をクローズさせた長谷部誠は、今度はベルギーの攻撃をクローズする役割も求められる。セネガル戦でもそうだったように、吉田と昌子の間に入ってリベロ的に振る舞う局面も増えそうなだけに、このキャプテンのパフォーマンスもまたチームのバランスを整えるうえで極めて重要だ。
 
 
 2列目はポーランド戦で出番がなかった原口元気と香川真司は確定。左サイドも、ポーランド戦での宇佐美貴史の低調なプレーから判断するかぎり、乾貴士で間違いない。休養充分の原口と香川はベルギー戦にまさしく照準を合わせているだけに、相手を驚かすようなビッグパフォーマンスを期待したい。
 
 原口に関して言えば、フィジカルの強さはベルギー相手でも通用しそう。抜群のボディバランスと負けん気の強さもあいまって、1対1の局面ではバチバチとやり合っている。ベルギー戦でも迫力満点のバトルで日本に流れを呼び込みたいところだ。
 
 CFは「臨むだけです」と気合十分の大迫勇也。「良い意味で自分に満足していない」とモチベーションは高く、コンディションも良いという。6月30日の全体練習を回避した岡崎慎司(右足首痛)は、ベルギー戦に間に合うかは現時点で分からない。大迫になんらかのアクシデントがあった場合は、武藤嘉紀が代役を務めるはずだ。
 延長、PK戦も想定すべき決勝トーナメントはよりバックアッパーの働きもポイントになる。ポーランド戦のように後半頭に岡崎を負傷で失うような事態は避けたいところだ。スタメンはさて置き、ここからはチームの総合力が文字通り問われる。
 
 ベルギーを相手にアップセットを起こせば、日本はワールドカップに新たな歴史を刻むことになる。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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