真夜中の強豪国の試合はさておき、前振りやインタバルでの取材、エピソードがそれぞれ面白かった。デンマークはサッカーが国技で、ユニフォームはこの国のある儀式からデザインされた。

イケメンはフランスのグリーズマンとデンマークのエリクセン。お騒がせ男はウルグァイのルイス・スアレスである。スアレスは恋人のソフィアがスペインに行っちまったので、彼女に会いたくてサッカーのプロ選手になり、3年越しの愛のためにヨーロッパに渡った。元々はグレた悪ガキだったのに、彼女のいるヨーロッパに行きたいがために努力して大スターになり、夢を実現させた。バルセロナへの移籍金はなんと110億円であったという。

もう1つ。アルゼンチン戦でVIP席に来ていたレジェンドのディエゴ・アルマンド・マラドーナのインタビューだ。彼は1974年、まだたった14歳の時に、サッカーのプロ選手になってやると決心した。家が貧しくて、テレビもなかったが、知人の家で試合中継を見せてもらっていた。彼はスポーツ選手にしては小柄な165センチしか身長がない。それでもドリブルで5人を振り切るとか、様々なテクニックで超有名選手となって成功したのである。インタビューに答える彼は、まだ50歳代というのに顎髭はほとんど真っ白の白髪で、激しい人生を送ってきた人らしい。薬物の疑惑が取り沙汰されて、決して爽やかばかりではない陰の表情が消しようもなかった。(放送2018年6月26日22時10分〜、2018年6月27日2時45分〜)

(黄蘭)