モニカ・ルインスキー(Monica Lewinsky) photo : Getty Images

ビル・クリントン元大統領が在任中に彼と不倫関係にあったホワイトハウスの元インターン、モニカ・ルインスキー。20年以上経った今もトラウマが蘇ると語っている。

最近ビル・クリントン元大統領は小説家のジェイムズ・パターソンとミステリー小説『The President is Missing(原題)』を共著、出版したばかり。そのPRのためにマスコミに多く出演している。あるテレビ番組ではセクハラ告発運動「#Me Too」ムーブメントが高まる中、モニカ・ルインスキーとの不倫関係についてどう思っているのかという厳しい質問も! 元大統領は「彼女には直接謝罪していない」「世間に対して謝ったのだから彼女への個人的な謝罪は必要ない」と回答、批判の声も上がっていた。

これに対してモニカが反応している。雑誌『インスタイル』のインタビューの中で「過去20年間、トラウマを乗り越えようとして色々なことをしてきた。でも思ってなかったニュースの見出しを見るとそのトラウマが再び引きおこされてしまうことがある」とコメント。今回の元大統領の報道で当時を再び思い出したことを告白した。

モニカ・ルインスキー(Monica Lewinsky)、ビル・クリントン(Bill Clinton) photo : Getty Images

この不倫事件が発覚しクリントン元大統領は弾劾裁判に。モニカもアメリカ中からバッシングされ、マスコミに追われた。昨年秋にハーヴェイ・ワインスタインの性的虐待が告発され「#Me Too」や「Time's Up」などの活動が生まれたことで、当時の事件を新しい目で見るようになったという。今年2月には雑誌『ヴァニティフェア』にエッセイを発表、「私の経験について性的暴行ではないと感じている人もいるけれど、私たちは今ではあれがひどい権力乱用だったと認識している」と今の心境を語っていた。

現在はいじめ撲滅に取り組み、自分の体験を生かして講演や執筆活動を行っているモニカ。今後のメッセージにも注目したい。

text: Yoko Nagasaka