容姿や料理にケチをつけられ、パーティー客を毒殺した女(画像は『Hindustan Times 2018年6月24日付「Woman allegedly poisons guests at feast, says she was tortured over her complexion and cooking」』のスクリーンショット)

写真拡大

一度ならず二度までも…親戚の嫌がらせに堪忍袋の緒が切れた女。嫁ぎ先での対応の悪さも相まって、憎い相手を殺してやろうとパーティー時の料理に毒を盛ったインドの女が逮捕された。しかし不幸にも、直接関係のない者までもが命を落とす結果になってしまった。女には死刑の可能性もあるという。『Hindustan Times』『The Tribune』などが伝えている。

インドのマハーラーシュトラ州カラプールに住むプラドニア・サーヴェイス(23歳)は6月18日、同州レイガッドのマハード村で行われた義母の姉の家での新築祝いで殺虫剤パウダーが入った料理を振る舞い、招待客88人を病院送りにし5人を死亡させたとして、22日に殺人罪および殺人未遂罪で逮捕された。

捜査にあたったカラプール警察によると、プラドニアは最初の夫との間に離婚歴があり今の夫とは結婚して2年だったという。プラドニアの義母は、最初の夫の親族ウルカ・シンデさんから「あんな女を嫁にもらうなんて愚か」と嘲笑されたことをきっかけに、息子や娘らと一緒になって何かにつけてプラドニアを非難するようになった。

「肌が色黒」「料理がマズい」そんな言葉を頻繁に浴びせられ侮辱され続けたプラドニアは、最初の離婚も2度目の結婚もウルカさんにダメにされたと信じ、我慢ならない気持ちを抱いた。さらに自分を侮辱する再婚相手や親族にも怒りを感じ、普段から嫌がらせをされていた複数の憎い相手を殺してやろうと、マハード村に住む義母の姉サリタ・メーンさんの家の新築祝いのパーティー中に復讐を実行した。

6月18日の午後2時半〜11時半にかけてパーティーが催され、およそ120人の招待客がメーン家に集まってきた。その中には憎き相手であるウルカ・シンデさんや現在の夫、夫の母親、義姉2人、義母の姉と彼女の夫がいた。長時間の大掛かりなパーティーゆえ村総出で料理を準備し次々に招待客に振舞っていたが、午後4時半〜6時の間に食事をした者たちが吐き気や嘔吐、腹痛などの症状に見舞われた。

通報を受けた警察が、その時間帯に食事を提供していたプラドニアとその義母姉らに事情聴取を行ったところ、プラドニアは「パーティーをすれば、殺したい相手は必ず食事をとることがわかっていたため、自宅から以前蛇を殺すのに使っていた殺虫剤パウダーを持ち出し、レンズ豆のカレーが入った容器に混ぜた。4時半頃にサリタや義姉、ウルカの子供たちが食事をしようとしていることを知り、料理の中に毒を仕込んだ」と犯行を自供した。しかし料理鍋に入れたために被害に遭った人数は90人以上になり、そのうちの5人が命を落とす結果となった。

亡くなったのは、ウルカさんの子供を含む7歳〜13歳までの子供4人と53歳の男性だった。その中にはプラドニアにとって憎き相手であったウルカさんとは直接関わりのない招待客の11歳の子供もおり、21日に息を引き取ったことが判明している。

22日に逮捕されたプラドニアには、最高刑の死刑が科せられる可能性もあるとみられている。

このニュースを知った人からは「周りから酷い対応を受けてきたんだろうけど、ここまでするというのはどうかと思う」「関係のない子供まで巻き込むのは許せない」「積もり積もった欲求不満がこういう形で爆発したんだろうね」「2度も離婚するよりも相手を殺して刑務所に行く選択肢を選んだというのが、なんだか悲しい」といった声があがっている。

画像は『Hindustan Times 2018年6月24日付「Woman allegedly poisons guests at feast, says she was tortured over her complexion and cooking」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)