「麻酔で眠っている30代の女性患者を医師と看護師が侮辱・セクハラをしたやりとりが、録音されていました」と司会の羽鳥慎一が韓国のニュースを伝える。

この女性はソウル・江南の有名な美容外科で、ボイスレコーダーを持って手術室に入り、手術中の様子を録音していた。手術スタッフの一人が「この人、彼氏いなそう」と言うと、もう一人は「胸、ペッチャンコだよね」と笑う。さらに、「手術に期待しすぎなんじゃないの」など言いたい放題だ。

録音を聞いて驚愕した女性が、監視カメラ映像を入手してチェックすると、手術スタッフの1人は歯ブラシをくわえ歯磨きをしていた。チョレートを食べるスタッフもいた。

「モーニングショ―」は録音をした女性に話を聞いた。「麻酔薬で亡くなった患者のニュースを知り、万が一に備えてボイスレコーダーを持って行きました。手術翌日、自宅で録音を聞いて、がくぜんとしました。私をバカにし、からかい、セクハラをして、侮辱するような内容を聞いた瞬間、涙が出てきました。信じていたお医者さんだったのに、何時間も涙が止まりませんでした」

韓国では手術室のトラブル続発

女性は録音を持って警察を訪れ、準強姦罪を主張したが、裁判所の判決は無罪だった。いま損害賠償を求める民事訴訟を起こしているという。

司会の羽鳥慎一「驚きましました」

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「ここまで患者さんを侮辱するとは」

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「患者を低く見ていますよね。患者を大事にしていない。これでは、こわくて手術はできないですね」

韓国ではいま、こうした手術室での問題が次々に起きている。日本では、研究・教育、患者に説明、事故調査などのために録画をしているが、録音はほとんどしていないという。

医療ジャ−ナリストで医師の森田豊氏は「録画・録音は手術現場を透明化するために重要で、暴言やセクハラ、パワハラを防ぐためだけでなく、医療を正しい方向に導くため導入すべきです」といっている。