日本代表MF本田圭佑とFW岡崎慎司

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[6.24 ロシアW杯グループリーグ第2節 日本2-2セネガル エカテリンブルク]

 苦楽をともにしてきた。北京五輪世代として、日本代表をともにけん引してきたMF本田圭佑のゴールを、そして本田のゴールを導いたFW岡崎慎司の泥臭い姿勢を、DF長友佑都は誇らしく振り返った。「自分のゴールのよう。すごくうれしかった」と――。

 W杯メンバー23人の平均年齢は史上最高齢の28.26歳(本大会初戦時)。「年功序列」「おっさんジャパン」という批判の声に対し、自身のツイッター(@YutoNagatomo5)に「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」と投稿し、“炎上”も経験した。しかし、ベテランと呼ばれる選手たちのプレーから貴重な同点ゴールが生まれた。

 1-2と1点のビハインドを背負って迎えた後半33分、右サイドからFW大迫勇也がクロスを送ると、走り込んだ岡崎がディフェンダー2人とGKハディム・エンディアイェの注意を引き、流れたボールに乾が反応。ダイレクトで折り返したボールに再び岡崎が泥臭く飛び込むがボールには触れられず。しかし、ここでもGKの注意をひきつけており、ファーサイドに流れたボールを、本田が左足ダイレクトで合わせて同点ゴールを奪った。

 本田のゴールを自分のことのように喜んだのが、同世代の長友だ。「おっさん、おっさん言われ続けて、やっぱりW杯でおっさんたちが結果を出したい気持ちが強くあったから、彼の得点は格別だった、自分自身のゴールのような感覚だった」と3大会連続ゴールを奪った背番号4を称賛しつつ、“らしさ”全開だった岡崎のプレーにも頬を緩めた。

「岡崎さんがいつも通りにつぶれて、彼は『点を取りたかった』と言っていたけど、『やっぱりお前のところにこぼれるな』と圭佑に言っていた。でも、オカがつぶれたことによって、圭佑の前にボールが来た。おっさんたちが作ったゴールということで、すごくうれしかった」

 貴重な勝ち点をもたらすゴールとなったが、まだまだ満足するわけにはいかない。「決勝トーナメントに行けないとね。意地を見せたとは言えない」。次戦は28日のグループリーグ第3節ポーランド戦。再び、“おっさん”たちの意地を見せ、チームに勝利をもたらすプレーを披露したい。

(取材・文 折戸岳彦)


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