グループリーグ第2戦を迎えるH組の4か国。果たして、ここから抜け出すのは? 写真:Getty Images

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 グループリーグの初戦を終えてのH組4か国の勝点、得点、失点は以下のとおり。

日本 勝点3/1勝0分0敗(2得点・1失点)
セネガル 勝点3/1勝0分0敗(2得点・1失点)
ポーランド 勝点0/0勝0分1敗(1得点・2失点)
コロンビア 勝点0/0勝0分1敗(1得点・2失点)
 
 そして第2戦のカードは次のようになっている。
 
<ロシア・ワールドカップ グループH・第2戦>
日本―セネガル
6月24日(日)20:00(日本時間24:00)キックオフ/エカテリンブルク・アレーナ(エカテリンブルク)
 
ポーランド―コロンビア
6月24日(日)21:00(日本時間27:00)キックオフ/カザン・アレーナ(カザン)
 
 日本が第2戦で決勝トーナメント進出を果たすには、まずセネガル戦での勝利が不可欠。そのうえで、日本対セネガル戦のあとに行なわれるポーランド対コロンビア戦でコロンビアが勝利するか、もしくは引き分ければという条件も必要になる。
 
 グループリーグの順位は、「勝点>得失点差>総得点>当該チーム同士の勝点>当該チーム同士の得失点差>当該チーム同士の総得点>警告のポイント>抽選」で決まる。勝点の優先順位が一番高くて、それが同じなら得失点差で争い、それも同じなら総得点の多い方が順位は上という具合に決定されるのだ。
 
 日本とセネガルはどちらも第2戦に勝負をかけてきそうだ。ここで勝てば第3戦を消化試合にできる可能性もあるだけに、勝点3獲得のメリットは計り知れない。日本の西野朗監督も「第2戦で決めたい」と意気込んでいるが、だからといってゴールだけに捉われて前掛かりになるようだと、カウンターの餌食になってしまう。
 
 ただ、よりオフェンシブに戦いそうなのはセネガル。3戦目のコロンビア戦よりも、グループHで最弱と目される日本から3ポイントを取るほうが容易いと考えているはずだ。
 
 セネガルがそういうスタンスならチャンスはある。日本陣内にあえて誘い込んでおいて、奪ったボールを素早く速攻につなげられれば日本のゴールチャンスは増えるかもしれないからだ。いずれにしても、この試合はカウンターの質が勝敗を分けるポイントのひとつになるか。
 
 コロンビアは、ハメス・ロドリゲスのコンディションに不良に加え、日本戦で退場したMFカルロス・サンチェスの出場停止が痛い。CBのクリスティアン・サパタも試合勘に問題があるようで、ベストメンバーを組めない可能性が高い。となると、C・サンチェスの代わりにボランチを務めるかもしれないウィルマール・バリオスらの奮闘が鍵になるか。
 
 一方のポーランドもセネガル戦では流れの中からあまり良い形を作れなかった。頼みのロベルト・レバンドフスキも不発に終わった。ポーランドのウィークポイントのひとつが左サイドで、ここをコロンビアのファン・ギジェルモ・クアドラードあたりに突破されると苦しいだろう。
 
 コロンビアもポーランドも、日本対セネガル戦の結果に関係なく間違いなく白星を狙う。負ければグループリーグ敗退というシチュエーションにもなり得るだけに、壮絶なサバイバルゲームになりそうだ。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)