大阪・堺市で自殺を装って弟を殺害したとして、大阪府警はきのう20日(2018年6月)、建設会社社長の足立朱美容疑者(44)を殺人容疑で逮捕した。足立は今年3月、弟の聖光さん(40)に睡眠薬を飲ませ、自宅兼会社事務所のトイレの中で練炭自殺に見せかけて殺害した。

聖光さんには自殺の動機がなかったことや、遺体から普段は処方されていない睡眠薬の成分が検出されたことから、警察が捜査を進めていた。事件発生時に別室にいた母親が、「朱美に出された抹茶オレを飲んで意識がなくなった」と話しており、関連を調べている。

朱美は逮捕前に取材を受け、「今となったら自殺やろうけど、追い込まれたのかな」「(遺書には)良心の呵責に耐えられなくなったと書いていました」などと話している。警察の調べにも容疑を否認している。

「仲よかったきょうだいなのに・・・」

朱美は父親が経営していた建設会社を継いで社長となったが、2年余り前から仕事や父親に対する不満をブログに書き込んでいた。「父親は、呑気に毎日出かけていますが、何しとんねんっ!」「何も教えてくれず、いきなり継がされて、怒られる。厳しいよね・・・育て方」「人に会いたくない。仕事したくない。電話も出たくない」「従業員を抱えて、その生活が肩にのしかかる重圧は、今までのどんな仕事よりしんどいんですよね〜」など、仕事をプレッシャーに感じていた様子がうかがえる。

糖尿病だった父親は今年1月、過剰なインシュリン摂取により救急搬送され、現在も意識不明の状態が続いており、警察はこの経緯についても調べている。

司会の国分太一「近所の人たちは、姉と弟は仲が良かったと話しているようですが」

テリー伊藤(タレント)「練炭自殺に見せかけようとしたが、練炭に火をつけた火種がトイレの外にあったり、ドアの外から接着剤で密封していたりと、いくつも不自然な点があったようです」