メッシの母親、息子に集まる批判に「自国のために苦しみ、泣いていることを理解してほしい」

▽アルゼンチン代表MFリオネル・メッシの母親が、息子に心無い批判をする人々に向けて懇願した。スペイン『マルカ』が伝えている。
▽アルゼンチンは16日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループD第1節でアイスランド代表と対戦した。前回大会準優勝チームでグループ突破の本命と見られているアルゼンチンは19分にアグエロのゴールで好スタートを切る。しかし、その4分後アイスランドに同点ゴールを許してしまうと、守備に徹する相手に対して苦戦。それでも63分にはPKを獲得。ところがキッカーを務めたメッシのシュートはGKハルドルソンに阻まれてゴールならず。1-1のまま試合はタイムアップを告げ、アルゼンチンはドロー発進となった。
▽勝ち越しのチャンスとなったPKを失敗したメッシには周囲からの風当たりが強まっている。これまでも能力や実績の高さから大きな期待を集めてしまう分、負ければスケープゴートにされてしまうことは多々あった。そんな中、メッシの母親は息子に集まる批判に対してコメントしている。
「彼を批判する人たちは、彼がアルゼンチンのために苦しみ、時に泣いていることを理解してほしい。批判は人を傷つける。彼が欲しているものは勝利。夢はワールドカップで優勝すること。それが最も望んでいることの一つなの」