初戦に挑む日本代表

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[6.19 W杯H組第1節 日本(日本時間19日21:00)コロンビア サランスク]

 4年の時を経て再びW杯の舞台で相まみえる。日本にとって運命の第1戦は、14年ブラジルW杯のグループリーグ最終戦で1-4の完敗を喫し、決勝トーナメント進出の夢を打ち砕かれたコロンビアとのリベンジマッチ。当時の対戦でも先発したMF香川真司、MF本田圭佑、FW岡崎慎司、MF長谷部誠、DF吉田麻也、DF長友佑都、GK川島永嗣にとっては、4年前に“止まった”時計を再び動かす試合になる。

 4月に就任した西野朗監督は5月30日のガーナ戦(0-2)で3バックをテストし、今月8日のスイス戦(0-2)、12日のパラグアイ戦(4-2)では全23選手を起用。ライバル国に対する“煙幕”を張り、チームをもう一度活性化させた。

 さまざまなオプションを手の中に持つ指揮官だが、コロンビア戦は4-2-3-1でスタートするだろう。川島、吉田、長友、長谷部は4年前と変わらずチームの主軸で、岡崎とMF大島僚太が状態に不安を抱える中、FW大迫勇也、MF柴崎岳の先発も確実。右サイドバックではDF酒井宏樹が順調にコンディションを上げてきている。

 ポジション争いが熾烈なのはトップ下と、吉田とコンビを組むセンターバック。前者では香川が本田を一歩リードしているとみられ、後者ではDF槙野智章とDF昌子源のいずれかが先発候補となる。注目の2列目は、香川が先発となれば、パラグアイ戦でもコンビネーションの良さを証明したMF乾貴士が左サイドの一番手。右サイドではFW武藤嘉紀もパラグアイ戦で好パフォーマンスを見せたが、90分を通して攻守にハードワークできるMF原口元気は外せない。

 いずれにせよ、初戦で勝ち点を取れるかどうかがグループリーグ突破の命運を握っていると言っていい。日本が出場した過去5大会の初戦の結果は1勝1分3敗で、ベルギーと引き分けた02年日韓大会、カメルーンに勝った10年南アフリカ大会はいずれも決勝トーナメント進出を果たしたが、初戦で敗れた3大会はすべてグループリーグ敗退に終わっている。

 しかし、日本にとって南米勢は“鬼門”だ。過去のW杯本大会で対南米勢の結果は1分3敗(1分もパラグアイにPK戦負け)と勝ったことがない。単純に大陸だけで判断はできないが、第2戦でアフリカのセネガル、第3戦で欧州のポーランドと対戦する日本にとって、対アフリカ勢は2勝1敗、対欧州勢は2勝3分3敗と数字上の相性は良くなる。それだけに初戦で勝ち点を奪うことができれば、2大会ぶり3度目の16強入りへ可能性は広がってくる。

 コロンビアは4大会ぶりの出場となった前回大会で初の8強入り。準々決勝でブラジルに惜敗したが、当時22歳のMFハメス・ロドリゲスは大会通算6ゴールでゴールデンブーツ(得点王)を受賞し、一気にスターダムを駆け上がった。12年から指揮を執るアルゼンチンの名将、ホセ・ペケルマン監督の下、4年間でさらに円熟味を増した相手にどこまで対抗できるか。4年に一度のサッカーの祭典。日本のロシアW杯がいよいよ幕を開ける。

■FIFAランキング

日本:61位

コロンビア:16位

■対戦成績

日本からみて1分2敗

■テレビ中継

NHK


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