練習に合流したFW岡崎慎司

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 ギリギリのタイミングで間に合った。19日のW杯グループリーグ初戦・コロンビア戦(サランスク)を翌日に控えた18日、別調整が続いていた日本代表FW岡崎慎司(レスター・シティ)が試合会場で行われた公式練習に参加。冒頭部分のみ公開された練習後、報道陣の取材に「(練習は)全部やった。痛みもなくできた」と、完全合流したことを明らかにした。

 12日にオーストリア・インスブルックで行われたパラグアイ戦(4-2)に先発し、攻守に献身的なプレーを見せ、勝利に貢献。ところが、その後、両ふくらはぎに張りを訴え、ベースキャンプ地のカザンに入ってからは別メニューでの調整が続いていた。「移動してからそういうふうになって、個人的には(痛みが出る)理由がなかった」。左足首痛でシーズン終盤を欠場し、代表合宿が始まってからは右膝のテーピングが欠かせなかった。別の箇所に負担がかかっていたことも考えられたが、「感触的には1日、2日待てば(痛みは)取れると思っていた」と、なかなか回復しない状況がもどかしくもあった。

「不安は多少あった。これがなくならなかったらというのは思ったけど、(W杯23人の)メンバーに入ったときから(監督は)信頼してくれていた。ここでヘタるわけにはいかない。(メンバーに)入って何ができるかが大事だったし、こんなところで終わるわけにはいかないと思っていた。その心配もなくなって、今はW杯のことだけを考えてやりたい」

 負傷を抱えた状態ながらW杯メンバー23人に選んでくれた西野朗監督の期待と信頼に応えたい。その思いだけだった。「そういう(負傷を抱えた)選手はW杯に何人もいる。僕だけじゃないと思っているし、それだけ自分は選ばれたことに責任を持っている」。悲壮な覚悟を口にする背番号9は「いろんなものを背負っているし、何かしないと、選ばれたことの証明にならない。(メンバーに)入ったときからそういう気持ちでいる。入ったことが良かったではなく、入って何をするかしか見ていない」と力を込めた。

「間に合ってよかった」。そう笑みをこぼした岡崎はコロンビア戦の出場に関しても「もちろん(出られる)。それがなかったらメンバーに入ってない。いつ呼ばれてもいい準備をしたい」と意欲的だ。3大会連続のW杯。3大会連続ゴールの期待も懸かるストライカーは「FWである以上、それがチームの勝利につながるのは間違いない。それを目指さない選手はいない」とキッパリ言い切った。

(取材・文 西山紘平)


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