ロシア・ワールドカップで日本はグループリーグを突破できるのか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 いよいよ日本の初戦、コロンビア戦(現地時間19日)が迫ってきた。日本にとって初戦が極めて重要なことは、過去5大会のワールドカップを振り返っても明らかだろう。
 
日本のW杯本大会での戦績
98年大会
成績:グループリーグ敗退
GL第1戦:アルゼンチン(南米) ●0-1
GL第2戦:クロアチア(欧州) ●0-1
GL第3戦:ジャマイカ(北中米&カリブ海) ●1-2
 
02年大会
成績:ベスト16
GL第1戦:ベルギー(欧州) △2-2
GL第2戦:ロシア(欧州) 〇1-0
GL第3戦:チュニジア(アフリカ) 〇2-0
決勝T1回戦:トルコ(欧州) ●0-1
 
06年大会
成績:グループリーグ敗退
GL第1戦:オーストラリア(オセアニア※) ●1-3
GL第2戦:クロアチア(欧州) △0-0
GL第3戦:ブラジル(南米) ●1-4
※当時のオーストラリアはオセアニア・サッカー連盟に所属。
 
10年大会
成績:ベスト16
GL第1戦:カメルーン 〇1-0
GL第2戦:オランダ ●0-1
GL第3戦:デンマーク 〇3-1
決勝T1回戦:パラグアイ △0-0(PK3-5)
 
14年大会
成績:グループリーグ敗退
GL第1戦:コートジボワール ●1-2
GL第2戦:ギリシャ △0-0
GL第3戦:コロンビア ●1-4
 
 この戦績を見て分かるように、日本は初戦を落とすといずれもグループリーグ敗退の憂き目に遭っている。一方、初戦で引き分け以上なら必ずベスト16進出を果たしている。ただ、初戦で勝点を獲得するのは難しいミッション。実際、過去5大会での日本の初戦勝率は20パーセント。10年の南アフリカ・ワールドカップでカメルーンに勝った試合が唯一だった。
 しかも、日本が今回初戦で戦うコロンビア、より大きな括りで言えば南米勢との相性が極めて悪い。過去5大会のワールドカップでの戦績を大陸別で出すと以下のようになる。
 
対大陸別の戦績
アフリカ地区 2勝1敗/66.7%
欧州地区 2勝2分3敗/28.5%
南米地区 1分3敗/勝率0%
北中米&カリブ海地区 1敗/勝率0%
オセアニア地区 1敗/勝率0%
 
 なんと南米地区のチームとは4試合して未勝利。1分3敗と明らかに分が悪いのだ。
 
 初戦での勝点という過酷なミッションに挑む西野ジャパン。しかし逆に、コロンビア戦でポイントを取れればこれ以上ない勢いが生まれることも確かだろう。