ブラジルのG・ジェズス(9番)との対戦経験もある槙野。当時は1-3の完敗と悔しい想いをしたが、この苦い経験をコロンビア戦で活かしたい。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 前線にタレントを揃えるコロンビアの攻撃は、ポゼッションとカウンターをハイレベルで使い分けるだけに、日本の守備陣にとっては実にやっかいだ。
 
 なかでも、司令塔のハメス・ロドリゲスと同じく“超ワールドクラス”のCF、ラダメル・ファルカオには、細心の注意を払わなければならない。
 
 世界トップクラスのシュートセンスと嗅覚を誇るコロンビアの主砲について、ピッチに立てばマークする機会も多くなるはずのCB槙野智章は、「吉田(麻也)選手の情報では、ボックス内での仕事が彼の大きな特長だと言っていました」と警戒を強める。
 
 もっとも、槙野自身、これまで日の丸を背負い、多くの世界レベルのストライカーと対峙してきた実績がある。その経験を踏まえ、「参考になりそうなのは?」との質問に、「まあ、まったく違いますけどね」と最後に付け加えたが、槙野はひとりの選手を挙げた。
 
「もちろん、ボールを引き出す動きもありますけど、やっぱり最後の仕事っていうところでは、ブラジルの(ガブリエウ・)ジェズス選手も同じような特徴かなと思っています」
 
 昨年11月の欧州遠征で、ブラジルと対戦した日本は1-3の完敗を喫している。
 
 0-2で迎えた36分には、完璧な崩しから最後はG・ジェズスにダメ押しの3点目をぶちこまれている。この試合にフル出場した槙野は、後半にセットプレーから1点を返してみせたものの、自らの活躍を喜ぶより、今大会でも優勝候補にも挙げられる“王国”との圧倒的な力の差を痛感したに違いない。
 
 その苦い経験を、コロンビアとの大事な初戦で活かせるか。着実に連係を深めている守備組織で相手の攻撃を撥ね返し続け、ワンチャンスをモノにして、大金星をあげたい。
 
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