中盤で上手く前を向いたU-16日本代表MF成岡輝瑠がドリブルで前進

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[6.15 U-16インターナショナルドリームカップ第2節 U-16日本代表 0-2 U-16セネガル代表 ユアスタ]

 U-16日本代表のMF成岡輝瑠(清水ユース)はアフリカ勢のセネガルについて「難しかった。急に足が伸びてくる。感覚が分からなかった」と振り返る。普段ならば通っているだろうパスや、ドリブルは一瞬で前に入ってくる相手にインターセプトされ、カウンターで押し返された。前日のパラグアイ戦から続けて先発した4人はまだ“免疫“ができていたが、7人の初先発組は面食らったところもあったかもしれない。立ち上がりに連続で競り負けて失点し、思うような攻撃ができないまま後半突き放されて0-2で敗戦。2連敗となった。

 その中で成岡はボランチ、左MF、右MFと複数のポジションでプレー。「時間が経つに連れて慣れてきた。攻撃では前に出て、守備では戻るということを繰り返す役割はできていたと思う」という。技術力高く、アイディアもあるMFは横川旦陽(湘南U-18)らとともに中盤で良く走り、勝利を目指していた。

 後半立ち上がりなど、成岡を含めて3人、4人が絡んでテンポよくボールを繋いだ時間帯もあった。中盤で前を向いた選手が起点となってチャンスを作りかけたシーンもある。だが、失点を早く取り戻したいという焦りや、インターセプトされたくないという迷いがある中、全体的に間で受けること、攻撃のリズムを作ることができずに完敗。チームの課題となっている序盤の失点も成岡は「もったいなかった。早い時間に失点すると難しいという話はしていたけど……」と残念がった。

 この日は自分たちのプレーを十分に出すことができなかった。だが、9月開幕のAFC U-16選手権を突破し、19年U-17W杯に出場すればセネガルと再戦できる可能性もある。「そうしたらもっとやれると思う。足が出てくる感じも想定できるので。チームとしても」と成岡。残るはスペイン戦1試合となった「U-16 インターナショナルドリームカップ2018 JAPAN presented by 朝日新聞」で少しでも自分たちの力を出して、成長してアジア予選に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)