ストレッチするDF酒井宏樹

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 4年間の成長をピッチで示すときが近づいている。日本代表として2度目のW杯に臨むDF酒井宏樹(マルセイユ)が、コロンビアとの初戦を4日後に控えた15日、ベースキャンプ地のカザンで報道陣に対応し、「(ブラジルW杯から)4年経っているし、サッカーも4年間で変わっている。新しい大会、初めての大会だと思っている。すごく楽しみ」と意欲的に語った。

 4月に負った左膝のケガの影響で、西野ジャパンではフィールドプレイヤーでただ一人、3試合連続でベンチスタートとなった。スイス戦とパラグアイ戦で途中出場したが、プレータイムは合計79分。交代枠が3つしかない公式戦では90分フル出場が求められるサイドバックの選手だけに、コンディション面に若干の心配が残る。しかし、「フランスリーグでは(負傷明けにも)90分やっている。どこでマックスにするかはスタッフが調整してくれているので問題ない」と、本人に不安はない。

「11人に入るなら他の選手の思いも背負ってやりたい。一人の選手として100%やれることは確実にやって、よりチームに何かをもたらせられればと思う」と口調も落ち着いている。

 14年ブラジルW杯では同じ右サイドバックのポジションに当時の日本人選手でUEFAチャンピオンズリーグ最多出場記録(31試合)を持っていたDF内田篤人がおり、酒井宏は3試合とも出番がなかった。その後、16年夏にフランスリーグのマルセイユに移籍。常に勝利を義務づけられる名門クラブで重圧を受けながら成長し、今季はヨーロッパリーグ準優勝に貢献した。

「幸い、今季は良いレベルまでクラブで行くことができたので、過度の緊張などはない。今は本当に楽しみ」。身長183cmの大型サイドバックとして若いころから期待を寄せられてきた男は28歳となった今、満を持してW杯のピッチに立とうとしている。

(取材・文 矢内由美子)


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