日本代表前監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏【写真:Getty Images】

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 サッカー日本代表の前監督であるヴァイッド・ハリルホジッチ氏が田嶋幸三・日本サッカー協会(JFA)およびJFAを相手に名誉回復などを求めて訴訟を起こしたことについて、東京地方裁判所はハリルホジッチ氏側の訴状を受理した。14日、ハリルホジッチ氏の担当弁護士が明かした。

 東京地裁は第1回口頭弁論期日を7月27日午前11時に指定。社会的関心の高さから最も大きく100人以上が傍聴可能な103号法廷で行われるという。いよいよ裁判が始まることになる。

 担当弁護士によれば本人の来日を調整中であり、出廷の可能性もあるという。また、証人尋問で選手が呼ばれる可能性もある。担当弁護士は「ハリルホジッチ氏はそのつもりは一切ない」としつつも、「協会側も恐らくその意向はないだろうが、可能性としてないとは言えない」とした。

 第1回は形式的なもので、本格化するのは第2回目以降。第2回は8月末頃の見通しで、その時期であればJリーグも海外リーグもすべて行われている。仮に選手が証人になるとすれば、シーズンオフの時期になるのではないか。

 ハリルホジッチ氏は4月7日、サッカー日本代表監督の契約を突如解除された。「コミュニケーションの問題」などの曖昧な理由での解任に本人は納得いっておらず質問状をJFA側に送ったが事実上のゼロ回答。提訴に踏み切った。

 名誉の回復が目的で、訴訟では謝罪広告と1円の慰謝料を求めている。また、訴訟を通して、解任プロセスの妥当性も明らかにしたい意向。

text by 編集部