北朝鮮の国営放送「朝鮮中央テレビ」は14日(2018年6月)、米朝首脳会談の様子を42分間の大特集で伝えた。平壌出発から始まって、飛行機内で資料に目を通す金正恩委員長、シンガポールのホテルの部屋の中、夜のサプライズ観光、そしてトランプ大統領と初対面と会談、帰国の平壌空港での熱狂的な出迎えまでがまとめられている。

「コリア・レポート」の辺真一編集長は「首脳会談をトランプ大統領がリードしていたととられる部分はカットして、あくまで金委員長を前に出した映像でしたね」と指摘した。この映像を撮るため、帰国を引き延ばしたという観測も広がっている。

吉永みち子(エッセイスト)「これまでの対決姿勢を180度変えるための映像で、こうしないと体制が危ないのでしょうね」

アメリカとの文化交流のため?

BGMには「恋はみずいろ」「バラ色のメヌエット」といったフランスの作曲家ポール・モーリアの曲が使われていた。

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「僕の中学校で給食の時に流れた曲だな」

辺編集長「北朝鮮国民は驚いたでしょうね。これからアメリカと文化交流に始めるのに慣れさせるためです」

長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「40年前にはやった曲に、なにか無理があるなあ」

それにしてもなぜこの曲なのか。金正恩の時代の曲ではない。父親の金正日が好きだったとか、北朝鮮では何か特別の意味がある曲なのだろうか。