「あのとき、やれたかもしれない」という経験をもつ男性がその思い出話を語り、審査員たちが「やれたかも」「やれたとはいえない」をジャッジする。吉田貴司の原作漫画をドラマ化した。

やれたかもとまではいかなくても、「あのとき、ああしてれば」「あのとき、ああ言ってれば」などなど、後悔や悔恨の念に駆られることは誰しもある。前半はそんな甘酸っぱい体験を再現ドラマ風に見せ、後半はなぜ「やれたかも」なのか、なぜ「やれたとはいえない」なのかを、タレントらが演じる審査員がその根拠を示す。

「誘ってるのかな?」いえいえ、女子の本音は・・・

第6話「映画編 映画友だちになってよ」のゲストは中尾明慶と森川葵だった。

中尾演じる安永紳一郎37歳は14年前、古着屋の女の子(森川葵)との「やれたかも」な話を語り始める。彼女とは漫画を貸し借りする「漫画ともだち」だったが、その店がつぶれて、彼女は行方知れずになってしまう。1年後に「借りていた漫画を返したい」と連絡がきて、「食事でも」と誘いメールをしたところ、「映画を見ませんか」と返事が来た。

この時、彼がチョイスした「第三の男」を彼女も気に入り、「私たち、映画友だちになりましょう」と言われ、それから一緒に映画を見る仲になった。

何度も告白しようとするが、なかなかタイミングをつかめないまま、ある時、映画帰りの車中で、彼女が「お姉ちゃんに聞いたんだけど、あのポプリンってラブホテルなんだって」とポツリ。あのとき、「ちょっと寄ってく?」と言っていれば・・・というのが男の言い分だ。

女性のなりたい顏ナンバー1を封印

審査員役には乃木坂46の白石麻衣がいて、他の男性審査員が「やれたかも」の札を上げているのを尻目に、「やれたとはいえない」と男の甘い思い込みやうぬぼれを無表情でピシャリと退ける。女性のなりたい顔ナンバー1を封印した演技もなかなかイケる。

男と女の間には深くて暗い川があるなんて、昔の人が歌っていたが、このドラマを見ると、男はそんなことで「やれたかも」と勘違いするのかと、男性心理がわかって面白い。

「闇金ウシジマくん」シリーズの山口雅俊が監督。(火曜深夜1時30分〜)

黒うさぎ