センターバックは経験値から言えば、吉田と槙野のコンビが妥当だろうけど、パラグアイ戦に関しては昌子と植田のパフォーマンスも安定していたし、酒井高は右でも左でもやれることを証明したように思う。GKの3人も含めて守備陣は、強力なアタッカー陣を擁するコロンビアを抑えるべく、どんな組み合わせがベストなのか、思案が必要になりそうだね。
 次の試合は、いよいよコロンビアとのワールドカップ初戦になる。西野ジャパンは、ガーナ戦、スイス戦とちょっと頼りない試合をしていたけど、このパラグアイ戦でようやく希望の光を見出せたはずだ。

 コロンビアは多数のタレントを抱える強豪だけど、グループステージ初戦という独特な緊張感を伴う試合だけに、恐れずに向かっていってほしい。おそらく、西野ジャパンの3試合を見れば、相手も誰が出てくるんだ、何をやってくるんだと警戒して、出方を窺うような立ち上がりを見せるんじゃないかな。逆に誰が出てきても怖いコロンビアに対して、日本は失うものはない強さを活かして、相手の懐に飛び込むように思い切り挑んでほしい。
 
 前述したように、やはりシュートを打ちに行く姿勢が必要だ。前線の選手たちのスカッとしたゴールで、ぜひ良い結果を掴んでもらいたいね。